京阪神。
だから、京都だけじゃなくて、とてもじゃないけどわざわざそこまで行くのはな〜と思うぐらい遠いところ(例えば堺とか)も漏れなく載っている。

だけど、お使い物だから、小ぶりでそこそこの値段。
見栄えもする。
だけど、なにより"京阪神"だから、味も良くなきゃ〜。
特に大阪人は黙ってないでしょう(笑)

見て(京都・兵庫?)
食べて(大阪)

…満足できるモノでないとね。

自分の知っている店が載っているのは複雑な心境。
商品の品切れを促進し、値上がりならまだしも、量産体制になって味が落ちるのが一番の心配なのだ。

今まで例のないことじゃないからなー。

と同時に、知らない店の知らない"美味しそうなもの"が発見できればラッキー♪
というわけで、こういう雑誌を買う。

だいたいこれを買った動機は、ぱらりとめくれたページに美味しそうなべりーたっぷりのケーキ(パイ?)が有ったから……

…で、要するに、「あの人のために」ではなく「自分のために」買いに行く。
そのための雑誌なんだな、これが(笑)

女はそーゆーもんだろうとおもうけど?
(今年のヴァレンタインも、一番高くて美味しいチョコは自分で食べたし…)


ISBN:4874352391 単行本 京阪神Lマガジン ¥880
そして、最終巻。

連載中にはサイドストーリーがあったらしい…
文庫本にいれといてくれればいいのにサ。

何でも出来てしまうおばさん。
今回はファッションショーにもモデルで登場…。

連載は10年あったそうで、その間に社会は学校は変わりすぎるぐらい変わった〜とは著者の弁。

ほんまにね。

ISBN:4086180316 文庫 宮脇 明子 集英社 ¥630
しばらくほったらかしにしていたのだが、話も途中なんで残りを購入。

オバサンの正体は?!
わかるのか?

…とわくわくしながら読んできたが、とうとう解明されないままだった。
作者のケチ…(?)

とんでもなく非日常的でありえない展開に大爆笑…まではいかなくてもけっこーストレスは発散できる。

我々にも、こんな保健室のオバサンがいてくれたら、さぞや楽しい学校生活だったろうにな〜。



ISBN:4086180308 文庫 宮脇 明子 集英社 ¥630
巨星のひとつ、曹操、逝く。
そして、荊州に向かおうとした矢先、張飛が部下の裏切りにあって殺され、陸遜軍に敗退し、白帝城に逃げ込んだ劉備の容態も思わしくなく…。

白帝城での劉備と孔明の別れ。
その前にひと悶着あるわけだが…これがなかなか感動的で涙を誘う。
名場面だよなぁ〜。
孔明の中に眠る獰猛な龍を押さえ込めるか、劉備。

国は、人で成る。

それが良く分かる。(現在放映中の大河ドラマじゃないけどね)

昨年末に出たばかりの最新刊。
一気読みでよーやく追いついた(笑)

怒涛のように物語が進む。
そして進めば進むほどに人死にも増えるから、なんどもなんどもクライマックスを迎えているような気分になる。
感情のブレが激しい。
だから…疲れる
あ〜久々に、ほんまに感動する長編マンガだわ。

ISBN:409172003X コミック 諏訪 緑 小学館 ¥590
劉備、漢中王となる。

そして、孔明暗殺がいよいよ結構されようとする……。

う〜ん。
美味しいよなぁ〜馬超クンは。
いい役どころだ。

桃園メンバーの最初の一人…のちの万能の神様、関羽雲長、没す。

曹操が病で死んだのは、彼のせいだと(つまり祟り?)と噂されている。
…あんまりである。


ISBN:4091720021 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530
普通じゃない、といえば、ここに出てくる仲建もふつうじゃないわな。

面白い。
彼が晩年曹操と同じ事をするわけだが、そのきっかけになるものがここにあるってこと、良く分かる。

人間は衝動的に動くばかりじゃない。
何年もかかって蓄積されたものが、その人の行動を決める事のほうが多い。

超雲言うところの、「こんな時代、誰だっていろんなものを飲み込んでいる、そうやって生きているんだ」ということ。

それは…今の時代にも言える。

ようは、どんな時代にも言えるってこと。
人間、生きてる限り、誰だってそうでしょ?
自分だけが辛い、なんてことはないだろう?
口に出して宣伝する人と、じっと黙って耐えている人と、その違いがあるだけだ。


ISBN:4091723012 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530
変わった被り物の好きな士元は逝った。

龍と鳳凰。
その貴重な二種を手にしながら、早々に彼を失った劉備は、それでも孔明の踏ん張りもあって少しづつ前進する。

奇妙なカッコが多かった士元どの。
長衣に正装だと、なんだか別人みたい〜。

もう少し、彼の活躍も見たかったけれど、表紙を飾る色黒の二枚目(馬超である)の出番が多いのでまあいいか…と(笑)
ええキャラクターやなぁ。
味があるわ。
…とても妻子もち(だった)には見えない、子供のような性格だけど。

密かに私の贔屓の諸葛喬クンがしっかり登場して来たのが思わぬ喜び♪
諏訪緑という漫画家は…隅々にまで目を届かせているんだなぁと改めて感心した。
結局彼は江東にかえることなく最後まで蜀に使え、蜀の人間として若くして戦死する運命にあるのだが……。

曹操にしても、江東にしても、はたまた蜀にしても、そこに集うものは必ずしも一枚岩ではない。
夫々の理想と目的の為に、力を振るうに利用できるものを利用せんが為に集まっている。
だから、状況が変われば人も変わる。
それを裏切りというのか、策略と言うのか。
どちらにしろ、成績考課表は後の人間がつけるものだ。

お互いに利用する。
だが、それは私利私欲のためだけではない。
自分の理想を実現する為に最短のそして最強の道を探っているだけなのだ。

そのあたり。
この著者の三国志は、実に巧妙に話を描く。
それが面白く、わくわくする。
きっと…立ち位置が違うんだろうな、今までの作家とは。うん。

だいたい、南蛮の問題を、ここまで深く長く突っ込んだ三国志なんて、いままではなかったんじゃないかな〜?

ISBN:4091722806 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530
北に曹操
東の江東
南の蕃に
西の蜀

やること多くて困りますー!

こういう時期も確かにある。
仕事にもある。
でも、ひとつ解れれば、どんどん糸がほどけてゆくこともある、ってことを私たちは経験から知っている。

だから、頑張れるのだがー。

鳳凰堕つ。

三国志の中でも、涙を誘う場面である。
それが巻末にさらっと描かれている……嗚呼。

合掌。

ISBN:4091722792 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530
7巻が見つからないまま、飛ばして8巻に突入…しくしく。
どれだけの人が。同じ哀しい思いをしているんだろうね。

かといって、定価600円もしないマンガ本に、3千円近く(値がついているんだよ!)も出す気はさらさらないのである。

孔明のライバルで心友、士元が本格的に活躍を始める。
だが、その策は余りにも強引、あまりにも性急過ぎる…
彼は何を考えているのか?

ほ〜1冊抜けた割には話はスムーズだな。
…って感心している場合ではないのだが。

ISBN:4091722709 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530
毎度、ボースンさまからのレンタル本である。

思うのだが。

<精神的にはいささか取るに足らないお方>であるウースター氏は、本当に、心優しい男ではなかろうかと。
ジーヴスに去られ、例の如く、友人をきっかけとする騒動に巻き込まれて、なおかつ、知人(女性)を思い遣れる。
違う方向から見てみると、これほど"出来た"人間もいるまい。

もっとも、生れ落ちた境遇のせいか、人もうらやむ(?)のんびり屋のせいか、物事を深く追求しない天然○○の境地に達している性格のせいか、<精神的にはいささか取るに足らないお方>の名誉を受け入れるほかはない、というのが残念ではあるが。

でも…ストレスは、本人が思うほど、たまらないだろうなぁ、こういう人ってのは。
その辺が、とっても羨ましいよ、バーディ。

ジーヴスは、彼だからこそ、その腕前を発揮できるということを、実は充分判っているんだろうなぁ。

今回のこと(ふたりは離れ離れに…!)も、ちょっとしたお灸をすえてやる、ぐらいにしか思っていないんじゃなかろうか?
時代が下がるにしたがって雇用する者も神経を使うだろうけれど、雇用されるほうも、無駄なストレスに時間と労力を使いたくはないものだ。
転勤を嫌がるのは仕事自体が嫌なのではなく、今までの人間関係をちょいと他所へうっちゃいといて、別の場所でまた一から構築しなくてはならない、という面倒くささから来るものであろう。
(とりあえず、私はそうだ)
それが、「今の職場の人間関係は最悪!」
と成れば、転勤だってフンフンと鼻歌を歌いながらこなせるイベントとなる。
今の私がそう……かもな?(笑)

さて。
その反対に、ウッドハウスに出てくる女性たちの酷なことは目を見張る。
優しくてまともな女性はほとんどいない。
皆無に近いのではなかろうか?

自己中心的で忘恩の徒で、図々しいときたらこの上ない(笑)
この時代の、富貴な地位(やんごとない、まではいかない)の女性たちは皆こうだったのか?
それとも、ウッドハウスの罠か…?(笑)

まあそんなことで、ジーヴスから離れて孤軍奮闘するバーディに、私は今までにない励ましの視線を送りつつページを繰(喰)っているのである。

ISBN:433604774X 単行本 森村 たまき 国書刊行会 ¥2,310
君よ知るや、南の国…のジャングルを
…知りたくはない。

ジャングルを歩けば、ずぶずぶと足は湿地に飲み込まれ、足を掬い上げてみれば、あっちにこっちに蛭が吸い付く。

いや。
蛭に吸われたことがないわけではないのだ。私はさ。

小学校の低学年の、遊び盛りのころである。

入っちゃいけない、と大人たちにきつく言われていた疏水に、友達と入って水遊び。
鮒にヤゴにタニシにとそりゃあもう取り放題!
疏水の両側には覆いかぶさるように桜の並木道が続いていて、直射日光の眩しさ・暑さから私たちの黒々とした頭を守ってくれる。
春ともなれば桜が咲く。
最高のロケーションだった。

なんで入っちゃいけないかといえば、定期的に大量の水が放出されるからである。
だが、放出前にはサイレンもなるのだ。
さっと土の壁を登って、逃げればいい。
そこでもたもたして事故にあうドン臭い子供なんて、私たちの世代にはいなかった。

だから大人たちも、そんなにきつくは叱らなかった…と思う。

おっと、蛭の話だった。
その疏水の最大の難点が、その"蛭"であった。
水から上がると足に…蛭がくっついておるのだ。
私の貴重な(私は貧血症である)血をタダ飲みするとはけしからぬやつめ。
ちっちっと、手で払って取ってたけどね。

蜂須賀の殿様が行くジャングルは蛭だけではない。
獰猛なサルとか獰猛な(?)鳥とか、出没する。

サルを攫って食べる鳥…って後に誤解だということがわかったけど、想像するだけでなんだかコワイじゃないか。
サルが攫えるなら人間の赤ん坊だって攫える。

そして、蛇。
キングコブラを筆頭に、毒蛇が。
ニシキヘビは水牛も絞め殺すという。
図解にはノブタを攫うニシキヘビの姿が……。

さすがに野生児の私でも、蛇はだめだめ!

こんな話を読んでいる折も折、ブラジルの田舎でアナコンダが…子供を攫おうとしてその祖父と戦い、負けた、というニュースが…。(すごいぞ!じーさま!)
そうそう、南米には最大の蛇・アナコンダがいるんだよなー。
マンガ「スケバン刑事」でも出ていた。
密林の奥に作られた女子刑務所の番人が、署長が趣味で飼っているというアナコンダだった…たしかボアっていうんじゃなかったっけ?
韓国出身の某歌手の名前を始めて聞いた時、私はこっちを連想して仕方がなかったものである。

芸能界に疎い私は、最初にアムラー(あむろなみえのファンを称して言う)という言葉を耳にしたとき、てっきり"(特撮ドラマの)新しい怪獣"の名前だとおもったもんなー。(該当者の皆様、ゴメンナサイ)

そもそも!
熱帯地方のジャングルだの山だのに登って自然観察と鳥の捕獲(著者の蜂須賀公は鳥が専門だ)を行うので、赤痢だのなんだのとばかばか伝染病予防の注射を打たねばならない。
その副作用で、しばらく熱が出たり具合が悪くなったりしているのだ。
そんな真似をしてまで…わたしだったら行きたくはないよ。

…学者の一念って怖いワ。

だけど、この本は貴重な写真も多くて(さすが学術探検隊!)、文章もコと細かく観察と描写がされていて、面白い。
自分が絶対行かないであろう(笑)熱帯のジャングルの話だから、快適な家で紅茶などをすすりながら読むには最高であるのだ。
例によって、ボースンさまからのレンタル本。
(有難うございます〜♪)

だいたいからして、奇妙な人がゲストで出てくる漫画ではあるが、今回はその幅も大きい。

どっかの王女(おたく)&プロの女子ボクサー、しかもチャンピオン(!)&漫画高校生バトル……。

ネタの幅が妙に広いじゃないですか、島本センセ!
(バカにしているわけではなく…)
ああ…おれも国民の税金でマンガを描けるようになったか!!血税を使わせてもらう以上ー滅多なものは描けんなあ!!!

とウルウルしている我らが炎尾燃。
      (血税でマンガを描いてはあきまへん)

亡国の王女がおたくで、はるばる戦火を海を越えて即売会にまでやってきて(私だって行った事ないのに〜)炎尾を探しまくる。
その目的は、彼を祖国へ連れ帰ること。
国費でマンガを描いてもらうこと。

その理由は……「すいません!そこまで、何も考えてません!」と後に炎尾が(テレビに向かって)謝りまくるような理由であった。

ぷぷぷぷぷっ…。
相変わらず、他人前では読めんマンガである。
爆笑が、押さえ切れないよ〜。

ISBN:4091570798 コミック 島本 和彦 小学館 ¥560 
…という、見るからに美味しそうな雑誌を(妹が)発見。
資金を折半して購入〜♪

写真の多い雑誌は、雑誌の癖して高価である。
ちなみにこれは933円也(税抜き)

しかし…自分が密かに(ってわけでもないけどローカルだから多分)楽しんでいるお店やスイーツがでかでかと紹介されてしまうのは複雑な気分である。
これで買いに行っても「売り切れです」といわれる確率が上がるというもの。
なんだかな〜。
しかし、店の売り上げが伸びず、万にひとつ閉店でもされては一層困る。
嗚呼、悩める〜。

この手の雑誌を眺めていると、
「あ、また、こんなところまで紹介を…!」
と毎回思う。

しかし……亥の子餅まで紹介するか?
所謂ふつーの餅だよ、あれ。
ちょっと謂れがあるだけで、煌びやかでも人跡未踏の味でもない。
なんだかなー。

雑誌社の紹介記事はこちらから ⇒ 
http://www.leafkyoto.net/leaf/2007/index_mook_21.html


PS.2月15日現在。
レビューが出たので記事を差し替えました〜。
辻褄の合わないことを言っているのは、レビュー(画像)が出なかったからです。
ご了承ください。

ISBN:4901924249 ムック 株式会社リーフ・パブリケーションズ 株式会社リーフ・パブリケーションズ ¥980
かつては漫画で出ていたシリーズ…なんで漫画じゃダメなんだろう…小説でも出ないよりはマシだけど…やっぱり画像で出会いたいよぅ……

なんて。

新しく(猫十字社の後にNEU〜ノイ:ドイツ語で新しいという意味〜)結成されたチームで織り成された、小説版『幻獣の國物語』
まったくの異世界に足を踏み入れた(とは言え両親はもともとこの世界の人だったのだが)夏芽。
認識と常識を超える突拍子もない出来事に翻弄されつつも、恋を知り哀しみを知り憎しみと暴力に打ちひしがれながら成長する。

ファンタジー叙事詩。

私の場合、なんと言っても彼女に従う竜騎士のタイト&ストリクスが良い味を出しているのだ♪
精神感応して自分を受け入れてもらう、という殊勝な(?)態度が宜しい。

ヌイグルミのような猫や狛犬(?)が結構重大な位置を占めているのもポイントが高いぞ(笑)

そんなわけで、(漫画でないということで)悲しみながらも(この世界に触れられるということで)やっぱり嬉しい・楽しい世界である。

ISBN:4257723122 文庫 TEAM猫十字社Neu 朝日ソノラマ ¥600
カクテル・ブルームーンの別名は、「できない相談」
なんか身も蓋もないって気がするんですけど…。

マルガリータは、創作者が間違って死なせた(狩猟で誤射)恋人の名前。
なんか。後悔とか幽霊とか怨念とかが一生ついて回る気が…。

そしてまた。
ブラックスター(黒星)はトカレフ(拳銃)の別名…と、こうして変な知識を得るのが漫画というもの。

良いのか悪いのか。

たとえて言うなら、二十面相がアケチクンにバカだ阿呆だと言われて改心しそうな気配……良いのか悪いのか。

おまけ漫画のオチもよろしく…の最終巻であった。
(麻雀を知らない人って結構いると思うけどなぁ。だめかなぁ)

ISBN:4592172442 コミック 立野 真琴 白泉社 ¥410
30分(部長刑事?)や1時間(太陽に吼えろ?)で片がつく刑事ドラマは素敵だ。
…とは、誰の科白だった?

漫画はもっと早いぞ(笑)

シビアな設定で、舞台装置で、犯人逮捕。
だけど漫画は1話完結。
それはちょっと哀しいこともあるのかも…。

警察機構がまともにうごいてないとなると、困るのは、我々民衆なんだけどな。
自衛のための武器だってもてない国民なんだし。
しっかりしてくれーと皆、声を挙げているのだ。


ISBN:4592172434 コミック 立野 真琴 白泉社 ¥410
T大の同窓生がまたまた登場。
それも悪の中ボスのように…。(大ボスでないところがなんとも…)

というのも、催眠術と変な薬で中・高校生(勿論女)を操りよからぬことを企む……ってなんかやってること小さいしサ。

この対比は、明智君と二十面相、ルパンと銭形…というところだろうか?

刑事者、ミステリーものにはよくある構図だが。

それにしても、東南アジアを放浪したから、自分と同名の薬を目撃したから、なんて理由でそこまで堕ちるか。
精神的にもろい現代の若者を象徴する話である。
だいたい、東南アジア諸国に失礼な話であるよな。

しかし。
警察だったらもっと体を鍛えとかんとあかんのとちがうかな?
いくらキャリアでもさ。

と少々疑問が出始めた今日この頃である。

ISBN:4592172426 コミック 立野 真琴 白泉社 ¥410
身内からの借り物。

この作者も一世を風靡した…ようになんとなく、記憶しているが、違ったかな?
テンポのよさが売りだった…ような?

上級職、つまりキャリアの本庁刑事・中島疾人が研修のため、とある警察署に派遣されてくる。

なにせキャリア!
一年に20人程度しか採用されないという超エリート!(しかし現場である警察署の捜査科では通称"ボーヤ"とあしらわれる)
何か(始末書を書く羽目になるとか凶悪事件に巻き込まれてケガをするとか)あっては困るじゃないか!と署長は腫れ物に触るが如くに扱いをしようとするのだが。
本人は意外は意外に警察官魂に燃えていた。

事件に首を突っ込み、危険にダイビング!

コンビを組まされた、"努力の人"樫谷は子守を面倒くさがっていたのだが…。

という、一昔前の正統派漫画だねぇ。
純情・決意・努力。
それは笑って済ませられるほど軽いものではない。
人の力を真摯な決意を、ちゃんと感じ取って汲み取ってやれる、それが人間だった。

 

漫画を読むと時代がわかる。

ISBN:4592172418 コミック 立野 真琴 白泉社 ¥410
今まで描かれてきた赤壁の戦いとは、ひとひねり・ふたひねりした、実に楽しい展開の第6巻。

炎が、そして流された人の血がその地の色を染め上げたという"赤壁の戦い"

現在の「赤壁」と称されるところは、「違う場所」という意見もあるけどね。
物語の浪漫のみを求め感じる魂にはどうでもいいことだ。

その結果、その一つ一つが作り出す犠牲に、孔明は神経をすり減らす。
これで軍師は出来るのか?
行政が専門で戦略は得意ではなかった孔明、というのはもはや定説。
だけど他にやれる人がいなかった。
だから仕方がない。
それもある。

……その過労が祟っての、アレか?
繊細だと、神経過敏だと長生きできないって本当だよねー。

でも繊細でないとこういう策は生まれない。
そういう考え方も出来ない、というのである。

だから、どっちがいいとはいえない。

難しいですねー。

これからのドラマの展開にわくわくする。
残りも早々に手に入れよう〜って7巻は品切れだったよなぁ。


ISBN:4091722687 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530
靡夫人の死、沢山の民の犠牲を迎えながら、孔明たちは曹操の追撃を辛くもかわした。
あとは江東の孫氏を動かすだけ……。

単身(でもないが)江東に乗り込んだ孔明は、軍師としてだけではなく、劉備の幕閣として最初の大仕事に乗り出した。

江東の大多数の反対派を見事"口先三寸で"説得できるのだろうか。(してもらわないと困るんだけど!)

三国志のみどころ!


ISBN:4091722679 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530

< 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 >

 

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