最終巻。
女性型になるのは笑い飛ばせるが、妊娠したら笑い事ではすまないよな〜。

そこまで書くか、作者よ。

…というわけで、悩み多き凡人にたっぷり宿題を残して物語りは終わる。


ISBN:4048528513 コミック 紫堂 恭子 角川書店 1997/08 ¥546
紛争地域に単身乗り込んで行くわけだから、危ないことこの上ない。
という、金枝の使者。
しかしちゃ〜んと女子部もあって、優秀な女性の支社もいるわけだ。

男女平等。
だが、この言葉に誰がどのように思うか感じるかはひとそれぞれ。

ISBN:4048527983 コミック 紫堂 恭子 角川書店 1997/04 ¥546
第2巻目。
堅物真面目なヴィンセンスが、才色兼備の美女となって王子の思われ人になってしまう…という。

真面目な人ほど、壊れたときが怖い(いや、ヴィンセンスだけではなく)と言う教訓の巻。

ISBN:404852738X コミック 紫堂 恭子 角川書店 1996/09 ¥530
紫堂さんのtける題名とか名前は…フランス語風味たっぷりなので、発音しにくかったり覚えにくかったり。
これもなかなか覚えられん…!な題名なのだ。
(最初にオルスリートと覚えてしまったから)

二つの敵対国が間に緩衝材を置く。
緩衝材とは一つの国であり、自治権を持つ。
そこには、両国のみならず、争いをおこ(しそうな)す国々に使者を派遣して、平和的解決に導く…と言う仕事をおこなう"金枝の使者"を育て育む学園が存在する。

その見習い、つうか半人前の三人組の冒険談である。

夫々に、特徴・魅力を備えた3人の若者だが、見習いとして行なう仕事にしては随分でっかいもんが待ち受けていた。(というか巻き込まれた)

全4巻。
ほぼ1巻ずつ、300年前に無念の死を遂げた王妃の霊が乗り移って、それぞれ特徴のある尾錠に変身するのがまた見所と言えば見所だね。



ISBN:4048526324 コミック 紫堂 恭子 角川書店 1995/12 ¥530
友人よりのレンタル本に、ようやく手を付けられるように…熱が37度台にさがったからね(笑)

PCで熱を再発するのも嫌なので、とりあえず簡単に。

最終巻。
不死鳥あまりの"ちゅん"は、ほんまに不死鳥の○○○だった。
下品だけど。(愚かしくて品が無い、とは不死鳥言)
変な生物になっちゃったけど。

私も愛のフラッシュを浴びたいものだ………


ISBN:4048539817 コミック 紫堂 恭子 角川書店 2006/08/26 ¥546
ボースンさまから、病床にお届け♪
気晴らしに、免疫力アップにと役立つアイテム也。
有難う御座います〜♪(しばらくお借りします)


さて。
マリナー氏の一族は、わりと恵まれている。
誰に比してか、といえば、同じくウッドハウス氏の描く、万能執事、がおつかえしているおぼっちゃま(いや子供ではないが、イメージがね…)である。

わりに機転も効くし、上手く逃げる技ももっており、ときおりはにやりと笑って読める。

わがままで自分勝手な若い女の子に振り回される辺りは同じであるが…これはウッドハウス氏の特徴か、世間がそういうものを望んでいたのか。
その毒牙から、皆、するりと上手く逃げ出しているからいいものの(笑)

いや〜笑わせてくれるね、ほんまに。

ISBN:416326180X 単行本 小山 太一 文藝春秋 2007/07 ¥2,500

犬はどこ?

2007年9月13日 読書
そりゃもー何度でも!
しんどい時はこの本に頼りっきり。
白黒写真満載で、さほど殻グルではないけれど、生活の中の犬がこっちを見てくれる。
思わずぎゅっとしたい!(犬には迷惑)

この、表紙の、ナンシー(フランス)で撮ったと言う彼女と彼氏(あとで犬だと:シェパードかなにかの大型犬だと気がついたという)の写真などもとっても素敵だ。

遠くから望遠で撮ったのに、犬は気がついて振り返った……というのがいかにも犬!



ISBN:4062736942 文庫 林 丈二 講談社 2003/03 ¥700

猫本(ねこもと)

2007年9月12日 読書
(9月3日読了)

読んだのはこんな新しいのではないが…でもこのシリーズ。
異常?と思えるぐらいに猫へのアイが詰った一冊。
萩尾望都氏の書き下ろし猫漫画、何手のも載っていると言う、なかなかすごい雑誌である。

漫画家さんって愛猫家が多いんだねぇ。

ISBN:4061795937 単行本 アフタヌーン 講談社 2006/04 ¥460
(9月3日読了)

なんでもあるある♪病院・ライブラリー♪

雑誌だけど、読み応えあり!
ルパンの漫画なんて……何十年ぶりだろう!
しかもそのとき読んだのはモンキーパンチ氏の漫画だったと思うし。

なかなか上手く纏められた漫画である。
しかし…隠れ家幾つもっているんだ?ルパンよ。
(羨ましいぞ)

ISBN:4575993379 コミック 山上 正月 双葉社 2007/02/06 ¥400
(9月2日読了)

韓国へ行きました……

というお話がとっても感動的だった。
何しろあのお国柄。
日本という国が国民が、そううけとられているであろう、って事は重々承知している、のが日本人。

日本人が彼らが何を言っているか知らないと、彼らは思っているのかもしれないけど。
判っているんだよ、いわないだけでな。

でも、そういうものを乗り越えることも出来る、といういささか能天気な発想も、これからの人間は持つべきだと私は思う。
ノーテンキ?結構。
単純?結構。

それが平和の秘訣でもある。
いちいちかりかり怒んなさんなってー。

結婚式で祝いの唄を皆が唱和する…ってのもかっこういいなー。
私が臨席したお式ではそういうのは無かった。
グリークラブ登場、というのはいくつかあったけど。
(でもって、私は恥ずかしながらエイゴだのドイツ語だので祝い歌をうたったのである)


ISBN:4592174453 コミック 成田 美名子 白泉社 2007/08/17 ¥410
(9月2日読了)

別居生活を楽しむのだめである……強いな、この子は、本当に。
これぐらいの気持ちが無ければ外国で生活はできんだろうな。

夫々周囲の人間も魅力的に描かれてきて、この作家さんの力量をひしひしと感じている最近である。

いや、本当に、うまいよな。
人気が出るのが判るというか、人気と共に力量もアップする、ちょうどその成長期に入っているんじゃなかろうか?

レンタルしてくれる友よ!
有難う!


ISBN:4063406482 コミック 二ノ宮 知子 講談社 2007/06/13 ¥410
(9月2日読了)

おおっと!
パパ登場…でも、なんだか人でなしの雰囲気。
嫌われ役(敵役)でお気の毒な感じである。

パリもこれぐらいフランス語が話せれば楽しかろうなぁ。

音楽(コンサート)の解説シーンがとっても美しく決まっている。
読みながら曲を聴く。
そんな感じかな。


ISBN:4063406326 コミック 二ノ宮 知子 講談社 2007/02/13 ¥410
(8月30日読了)
柴田氏の作品も、ほんまに久しぶりだ。
病院のライブラリーは雑多で実に面白い。
普段なら読まないであろうものも、(暇なので)手を出してしまうのだ。

秀吉の朝鮮出兵によって、人生が狂った(?)三人の侍、というか、牢人の話。
勿論主役はエエ役である。

女にもてるし、強いし、あくまで正義で格好いい。
意外に(?)柴田氏の小説というのはこういうのが多いんだよね。
例えば「三国志」でも孔明センセはものごっつう正義の味方でもてる!(笑)

日本の牢人に命を助けられ、その後を追って日本に渡った李朝のお姫様が一人。
彼を捜して健気に生きる。
一方その彼は……自分を律しすぎる若者。
京都の吉岡道場の関係者で、ああなるほど、時代性だわね、と思わぬでもない。
宮本武蔵VS吉岡道場はもそっと後のことか。

お姫様がらみでそーしよーもない浪人仲間が一人。
最後までどーしよーもなく退場で、ちょっと可哀想かなとも思う。
あとは金に魅入られた男が一人。
堺の商人を手玉に取ったつもりで利用された。
筋金の入った商人に、にわか商人が勝てるわけがないわなぁ…。

"時"は豊臣から徳川へ遷りつつある。

結局は剣を捨て、一般の人、市井の人、職人、或いは農業に従事する人になってゆくのが幸福の道であった時代である。

徳川の天下となり、兵法者もまた平凡な人になるということ。
それが勝利という事か。

ISBN:B000J7M5S4 − 柴田 錬三郎 富士見書房 1982/07
(8月30日読了)
自衛隊のクーデターによる、寝台特急の乗っ取り…って、なんて行き当たりばったりな、と思うけれど、狂った頭は止められない。

そんな簡単に、叛乱を起こされてもねぇ。
…つうか、そんな簡単に?

シビリアンコントロールはどうなった?
省になった自衛隊は、こうならないのか?

その自由度と権限は?

今になっていろいろ危機感を感じます。

ISBN:B000J8ODQA − 小林 久三 講談社 1978/06 ¥998

炎環

2007年9月11日 読書
(8月30日読了)

永井路子氏の本もほんまにひっさしぶり!
悪女シリーズを読んだのは、中学生のころだったか…歴史上の悪女とかいうやつだ。

話はすべて鎌倉時代の、初め。
源氏から北条氏へ権力が遷る時代の、何人かを選んで描いた短編集。

*悪禅師:今若。すなわち、義経の実兄で全成(ぜんじょう)のこと。
彼は頼朝の軍勢に駆けつけて、政子の妹・保子と結婚していた(…とは知らんかったが)
機を見るに、鋭く、影に徹して自分の時代を待ったが、最後の最後に大すべりして、反逆者として捕えられ、処刑された。
彼は最後の賭けに負けたのである。
「悪」禅師、とは非情な呼び方。身を挺して鎌倉の為に尽くした彼にとってはあまりに皮肉である。

*黒雪賦:梶原景時の話。頼朝の心を読み、彼が口に出す前にその希望通りのことを行なっていった…がゆえに、憎まれ、最後は悪名を引き受けたまま死ぬしかなかった男。
とは言うものの、義経ファンには人気が無い。
なぜならば、彼の悪口を鎌倉に吹き込んだのが彼だったから。
政子の妹、すなわち悪禅師の妻・保子の故意か偶然かのお喋りによって窮地に追いやられる。
保子は三大将軍・源実朝の乳母でもある。
(この辺、悪禅師の権力闘争の形もわかる)

*覇樹:北条義時。
政子の弟である。
ひたすら"間"のいい男。
…だけではないだろう?とおもうぐらい良すぎる。
命の危機のあるときは、うま〜くそこにはおらず(実朝が鶴岡八幡宮で首を落とされたとき、彼も当然狙われたのだった)、なんというか…な人物。
天下を取る人間は運も味方にしなければいけないという教訓である。
信長が後一歩手が届かず、狸…もとえ家康の手にそれが転がり込んだ、というのがその証でもある。
彼の心は、源氏一門はもとより、政子・保子の姉の心や思いも捨てていたのだ。

畠山などは無骨な武士でしかない。家族を大事にするばかりでは義時には勝てるはずもなし。

頼朝もまた、武家の棟梁というよりは、あくまでも京風味の頼りない男でしかなかった。
彼はあくまで旗頭で、源氏の滅亡も致し方が無い、というのがこの一冊に流れる思想でもある。


ISBN:4167200031 文庫 永井 路子 文藝春秋 1978/01 ¥540
(8月29日読了)

久々に池波さんの時代小説を読んでしまった……。
いろんな身分の人間が登場する短編。

人生の皮肉。
人間の憎悪。

わるいことはできません……(笑)

短編に冴えあり!

最初の短編。
女の戦い…が素晴らしくも恐ろしくも怖い。


ISBN:4101156093 文庫 池波 正太郎 新潮社 1981/05 ¥660
(8月29日読了)

一応SF…なんだよね?

心理学的な流れのまま、緑色のとんでもねー火星人にひっちゃかめっちゃかに去れる地球人の苦悩と笑いを綴る。

それにしても、何のためにやってきたのか?
火星人よ……。

わからん。


ISBN:4150102139 文庫 稲葉 明雄 早川書房 1976/11 ¥630
(8月28日読了)

家族がやっとゲットした……すぐに売り切れ御礼だったらしいが、本屋に頼んで遅れて入手したら、初版だったという、不思議な本。

この漫画の勢いは減速しないな。感心する。
最初のコンテどおりなのか?
人気が出て、大抵むやみやたらに伸びると、へんに間延びして面白くなくなるのだが……

頑張れマスダくん!
まさしく!(笑)


ISBN:4757520646 コミック 荒川 弘 スクウェア・エニックス 2007/08/11 ¥410
(8月28日読了)

あくまのしつじ。

の次は、

死神……なしつじ。
とは。

妙にリアルに描く漫画で、なんというか………

1巻にひきつづき。
レディが働いてどーする?

ISBN:4757520638 コミック 枢 やな スクウェア・エニックス 2007/07/27 ¥590
(8月28日読了)

家族よりレンタル。
こんな怪しいひつじ…もとえ執事漫画を買っていたとわ。

あくまでしつじ。

言葉遊びだよねぇ。
しかし貴族のお坊ちゃん…っぽく見えるのだが、働いてよいのか?
いかに女王陛下のおんためとはいえ、貴族は働いてはいかんのだよ?



ISBN:475751963X コミック 枢 やな スクウェア・エニックス 2007/02/27 ¥590

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