妖異川中島

2009年3月9日 読書
西村京太郎著。

NHKドラマでは次世代に移っているが、この推理小説では、信玄と謙信のまさにその時代。

ドラマを意識し描かれた新巻で、高齢にも関わらずこの作者のアンテナの鋭さはすごい、と思う。
相変わらず。

ただ歴史に重心が寄っているのがいつもと違うか。
それぞれを武田・上杉になぞらえる企業のトップの右腕的存在が暗殺されるのは、歴史ものとしてはわかるけど、推理物としては偶然性に頼って動機も弱い気がする。

武者行列や、戦の再現など各地の有名戦跡でうっと行われていると聞く。
川中島合戦も、NHKのドラマでまた再燃するのかな?


コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索