柔術の祖、というわけではなく、戊申戦争で負け組だった会津の元武士階級の武闘家の話。
異種格闘技、じゃないだろうけど、沖縄まで行って空手からも何かを吸収しようとするその貪欲さが凄い、すさまじい。

柔道といえば、嘉納治五郎が有名だけど、彼とも手合わせをしているし、のちにであった時は、重要な武芸のコツ(?)を話してもいる。

文明開化で武士の世の中は終わったと、父にも西郷(隆盛)にも言われるが、それでもどこまでも武道を極めようとするそのかたくななへんこさ(頑固さ、頑迷さ)が凄い…というかそこまでせなならんか?ともおもうが。

「間」を外せば、小男でも大男に勝てる。
それが極意らしいが。

著者も武闘家で道場を開いているとか。
武闘家で作家、というのも凄いような…。

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