坂の上の雲〈6〉

2008年12月4日 読書
私の持っているハードカバー本では最終巻。

日本海海戦の本番である。

7段攻撃。
丁子戦法。

日本独特の、いわゆる水軍(海賊)の戦法を取り入れた戦法は、日本独自のもの。
外国の観戦武官にはわかり辛かっただろう…。

作者・司馬遼太郎氏は5年の年月をかけてこの小説のための準備をし、4年とちょっとかかけてこの小説を書き上げた。
脱稿したのが49歳だから、40代をこの小説に費やした、あとがきに書いておられる。
40代でここまで懸けるか…すごい。
さすが。
だから早逝してしまったのかとも思う。
若くして能力を発揮する、いわゆる天才とか目される人は、早逝する人が多い。
正岡子規もそう。
燃焼してしまうのかな。

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