戦国羅刹兵器第二段。

話の主体は松永弾正の謀叛話である。
主君を倒しては転々としてきた弾正はこのとき織田の配下にあり、いかにして下剋上を成し遂げようかと思っていたわけである。

戦国だよねぇ…。

で、自分に相性ばっちりの"巨鬼"(戦闘兵器;今でいうロボットみたいなの)を手にしてからはその野望がぐんぐんと膨らんで、とうとう反旗をひるがえした。

北に上杉。
西に毛利。
そして足元には石山本願寺。
この敵対勢力とにらみ合っている最中である。
弾正の裏切りをいかにして潰すか。

こき使われるのは、明智光秀…と、それ以上にその配下の穴山小平太なのであった。
ああ…すまじきものは、みや仕え(笑)



ところで、弾正の使う平蜘蛛という鬼であるが…
ビジュアル的にやなかんじ。
名前からして…土蜘蛛の親戚ですか?
だって、雑賀衆はヤタガラスでしょう?

あと、どんだけ出てくるんだろう?と気になるのも仕方なし。


そして、小平太よ。
なんだか口調が変だぞよ。
百姓出身でそれがだんだん侍らしくなってゆく、という設定なのだろうが、なんだか似合わぬぞよ。
上役(もちろん侍)とばかり話さなくてはならんから仕方なし、とは言うものの。
似合わん…。
可哀そうなぐらい。

コメント

ボースン
2008年10月15日19:23

お気の毒ですが、私の日記にも書きましたように続きは出ないです(作者というより版元都合で)。ロボットバトル結構面白かったのに残念です。

ボースン
2008年10月15日19:25

ちなみに平蜘蛛は…、戦国でも特に有名な茶釜の名器・平蜘蛛!ですよん♪
思わず「ウマイ!ざぶとん一枚!」と思いましたよこのネーミング。
足が増えて蜘蛛っぽい形態ってのは後付け理屈ですね(笑)

翠雲
2008年10月15日22:25

ここで終わりとは…!
あといっぱいいっぱい山場・盛り上げ場・土壇場と揃っているのに残念ですね。
版元の事情となればますますお気の毒です。
茶器は…興味がないので知りませんでしたが、それだと割れやすそうですねぇ。もしかして秀吉さんもほしかったのだろうか?(実はそんな伏線とかもひきたかったとか?)
まあ、だいたい蜘蛛ってのが嫌いなんで(笑)考えないようにしてましたけど。

ボースン
2008年10月15日23:56

惜しい。信長が欲しがったけど、信貴山で久秀が抱えたまま死んだらしいです(笑)
蜘蛛は私もきらいですねー。楳図かずおのせいかもしれない。クモ少女は忘れられません。

ボースン
2008年10月16日0:05

あ…
今、「ぶんぶく茶釜」状態の久秀を考えてしまった…(爆)

翠雲
2008年10月16日18:37

唐傘さして綱渡り……いいですねぇ。蜘蛛でもほのぼの~(笑)

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