石見銀山が世界遺産になったのはつい最近のことだが、とある宝飾会社の展示即売会ではやたらと宣伝をしていた。
でも、いま、発掘…じゃないか、銀を掘っているわけではないらしい。
だから世界遺産。

あれは指定のための運動だったのか?

坑道、というと佐渡の金山とか思い浮かべる。
行ったことはないけれど。
イメージとしては秋芳洞を思う。
こちらは坑道ではないけれど。

昔々友達と行って、楽しかったのだ。
横溝正史とか流行っていたからね。


トリアージというのは、大事故などで多くの複数の人を救急車やヘリで搬送しなくてはならなくなった時、優先順位を(医者が)つけることを言う。
この人は緊急。
この人はちょっと置いといても(命は)大丈夫。
という具合にね。

命は大丈夫でも、それで体の一部が不自由になれば、恨みもつらつら残るだろう…人間だし。
自分や家族や近しい人を先に手当してほしい、と思うのもエゴだけど人間だから、感情としては当たり前。
それを抑えるのは難しい。

十津川警部の場合は、重体の犯人と、重症の被害者をトリアージしなくてはならなくなり、命の危険のある犯人を優先したがために被害者が片足切断という事態を呼ぶことになってしまった。

その当事者が、実は医者で、石見銀山で、たくさんのけが人(被害者)をトリアージするはめになり、迷う。
家族から非難もされる。


人は…自分がその立場に立たないと、わからないものなのだろうか?
それはちょっと悲しい気がするが。

某小説には想像力をもて!という人がいて、私は確かにその通りだと思う。
日常生活でも、仕事でも、こうすればこうなるのでは?と想像力をもって進めてゆく方がうんとやりやすい。
人の気持ちも考えて。
仕事の能率も考えて。
でも、想像力をもたない人の方が多い。
枯れている人の方が多いのだ。

悲しい…。

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