近鉄特急 伊勢志摩ライナーの罠 (ノン・ノベル 851)
2008年9月14日 読書
円空の描いた仏画をめぐって、欲深い人間たちが暗躍する。
ごくごく普通のサラリーマンが、ふとした幸運に恵まれたことで、血なまぐさい世界を垣間見ることになった。
裏の世界の美術品収集家の、人の命を羽よりも軽く見るその酷薄さに対抗するために、彼らは力を合わせることとなったが…。
お伊勢参りに偽装して、誘拐・殺人劇を企画する。
単なるサラリーマンでしかない素人が、闇の住人を騙すために打った芝居を十津川警部が暴いてゆくのだが、力に対抗するために力、金に対抗するために金、と、ミイラ取りがミイラになったような感じでもある。
いかに義憤とはいえ、殺人は殺人。
一線を越えてはならないのは人としての道。
たかが美術品。
そのものが命を持つものではない。
見るものが、人間が勝手に命を吹き込み価値をつけているだけのことだ。
生きている命に勝るものではない、と昔からこの手の小説・テレビで訴えられてきたものだが…。
伊勢志摩は。
「三重」という感じではない。
三重の方には悪いんですけど。
お伊勢さん、は関西の小学校の修学旅行の定番であった。
少なくとも私の時代までは。
ミキモト真珠工場を見学したり遊覧船に乗ったり、翌朝は早起きして二見が浦で日の出を見ながらラジオ体操…嗚呼、よく覚えている。
お土産は"もずく"と"赤福餅"だったな。
赤福は京都駅にも売っているのを後に知って、「え~?」と思ったものだ。
お伊勢さんには会社からもお詣りした。
創業100周年記念だったかな?
節目だということで…赤福餅は買わなかったけれど。
スペイン村は思ったよりも面白かったな~。
フラメンコ、とか見せてもらったしな。
あと、家族でスペイン村へ行って買ったやたら大きな陶器のお皿は、パスタ料理に非常に便利だ。
ごくごく普通のサラリーマンが、ふとした幸運に恵まれたことで、血なまぐさい世界を垣間見ることになった。
裏の世界の美術品収集家の、人の命を羽よりも軽く見るその酷薄さに対抗するために、彼らは力を合わせることとなったが…。
お伊勢参りに偽装して、誘拐・殺人劇を企画する。
単なるサラリーマンでしかない素人が、闇の住人を騙すために打った芝居を十津川警部が暴いてゆくのだが、力に対抗するために力、金に対抗するために金、と、ミイラ取りがミイラになったような感じでもある。
いかに義憤とはいえ、殺人は殺人。
一線を越えてはならないのは人としての道。
たかが美術品。
そのものが命を持つものではない。
見るものが、人間が勝手に命を吹き込み価値をつけているだけのことだ。
生きている命に勝るものではない、と昔からこの手の小説・テレビで訴えられてきたものだが…。
伊勢志摩は。
「三重」という感じではない。
三重の方には悪いんですけど。
お伊勢さん、は関西の小学校の修学旅行の定番であった。
少なくとも私の時代までは。
ミキモト真珠工場を見学したり遊覧船に乗ったり、翌朝は早起きして二見が浦で日の出を見ながらラジオ体操…嗚呼、よく覚えている。
お土産は"もずく"と"赤福餅"だったな。
赤福は京都駅にも売っているのを後に知って、「え~?」と思ったものだ。
お伊勢さんには会社からもお詣りした。
創業100周年記念だったかな?
節目だということで…赤福餅は買わなかったけれど。
スペイン村は思ったよりも面白かったな~。
フラメンコ、とか見せてもらったしな。
あと、家族でスペイン村へ行って買ったやたら大きな陶器のお皿は、パスタ料理に非常に便利だ。
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