悪魔島 〜ラミジ艦長物語18〜
1803年5月17日 アミアンの和約、敗れる。英仏戦争再開に。
フランスのブルターニュ〜ブレストから脱出〜カリプソ号を取り戻して南アメリカへ。

ラミジはサラーと新婚旅行中だった。
前巻で私掠船の捕虜になっていたロックリー公爵一家と出会って、一人娘のサラーといい感じになった…と思ったら、巻が変わったらいきなり新婚旅行だった。

まあいいが。
ジアナを妹と認識するようになってから、早い早い(笑)

その新婚旅行で、ラミジ一家と昔馴染みのレンヌ伯爵(フランス貴族)の旧館に止っていたら、アミアンの和約は破れてしまったと〜いきなり騎兵隊の登場である。

新婚旅行で敵の基地を偵察するのもいいけれど、そういえばジアナのことはどうしていたんだろう?と思わずにはいられない。
そうしたら話の途中で、「探したが消息がつかめなかった」と一言出てくるのだから、なんだかな…。

いつものようにまんまと逃げ出し(こういう悪運は強い)海峡艦隊に出くわし(ほんまに運が強い)、狂気の艦長からカリプソ号を取り戻し(……)政治犯として南アメリカの悪魔島に送られるレンヌ伯爵以下の人々の救出任務に"単独で"つくのだった。

うまい設定やな〜
美味しい。
実に。

平和が終わった。
戦争が再開した、という情報を持たない敵艦をだまし捕獲し、作戦に使う…ラミジの十八番である。

情報って確かに大事。

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