DVDと一緒にこれもまた友人から借りました。
大阪船場の舟問屋。
大正時代にはそれはすごい隆盛であった蒔岡家の4姉妹。
外を歩けば皆が振り返ると言うほどの美女揃い。
その4姉妹が、戦争を前にして、家庭や見合い、独り立ち、とさまざまな問題を前に、優雅にしかし人間くさく生きてゆく。
そも谷崎潤一郎といえば、谷崎源氏(谷崎潤一郎が訳した源氏物語)がめちゃくちゃ難しくて高校時代に挫折した、その思い出ばかりが先行している。
だからきっとむずかしいのでは?と思いつつ読んだのだが…面白いやん。
今ではありえない日常のことだけど、ありえること(見合い話をやたら持ってくるおせっかいなおばさんとか家のことに口を出したがる親戚の叔母さんとか)
ビタミン注射を気軽のにぱすぱす素人が打ったり、あら黄疸だわしばらく寝てましょう、という社会状況や社会認識にはぶっとぶが(だって怖いと思いませんか?)そのほかはよくわかる。
時代性を差っ引けば理解もできる。
上・中・下の三刊本だが楽しく読めそうな…気配。
大阪船場の舟問屋。
大正時代にはそれはすごい隆盛であった蒔岡家の4姉妹。
外を歩けば皆が振り返ると言うほどの美女揃い。
その4姉妹が、戦争を前にして、家庭や見合い、独り立ち、とさまざまな問題を前に、優雅にしかし人間くさく生きてゆく。
そも谷崎潤一郎といえば、谷崎源氏(谷崎潤一郎が訳した源氏物語)がめちゃくちゃ難しくて高校時代に挫折した、その思い出ばかりが先行している。
だからきっとむずかしいのでは?と思いつつ読んだのだが…面白いやん。
今ではありえない日常のことだけど、ありえること(見合い話をやたら持ってくるおせっかいなおばさんとか家のことに口を出したがる親戚の叔母さんとか)
ビタミン注射を気軽のにぱすぱす素人が打ったり、あら黄疸だわしばらく寝てましょう、という社会状況や社会認識にはぶっとぶが(だって怖いと思いませんか?)そのほかはよくわかる。
時代性を差っ引けば理解もできる。
上・中・下の三刊本だが楽しく読めそうな…気配。
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