竹坂 かほり 著

人を貶める時代がやってくる。
魂を食らう時代がやってくる。

政治犯。
2・26事件。
病魔。

あの時代は、日本は対外戦争をしていたのではなく、国内で食い合いをしていたように思える。
集団ヒステリーという言葉をよく使うけれど、もっとなにか怖いもの。
鬼が徘徊する国になっていたように思えるのだ。

同時に、時代によっていろんな事が人を襲うけれど、人は意外に強いものだ。
耐えきれない、今度こそ駄目だ、と思うことが通り過ぎればなんと言うこともなかったりすることがある。
忘れる、という才能を、本能を、人間は天からもらったのだ。

最終巻。
希望をもって勇気をもって読み終えたい。

参考
⇒ http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4834274071/sr=1-3/qid=1217846716/ref=dp_image_0?ie=UTF8&;;

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索