南伊豆高原殺人事件新装版
2008年7月5日 読書
十津川警部の推理物…とわざわざ書かなくてもいいようなものだが、西村京太郎氏は実は、彼の執筆のなかでは十津川警部の他にも左文字進という私立探偵を誕生させているという。
それは知らなかったが、「消えた巨人軍」という題名は覚えている。
確かテレビドラマになったのではなかったか?
遠征で新幹線で大阪だか広島だからに向かう巨人の選手御一行様が、名古屋あたりで消えちゃった、という話だったと思う。
誘拐ものなのだろうか?
興味がなかったので、というか昔も今もアンチ巨人なので「なんでも巨人を使えばええと思って」と思いつつ「あっそ」ぐらいで終わった様に思う。
また、父親は野球が好きで、パ・リーグ・ファンであったが、見たのか見なかったのか定かではない。
十津川警部もまず最初は、海と船(クルーザー?)に強い刑事として書かれたらしい。
なんと!(笑)
今ではその片鱗もないけどなぁ…(うらめしぃ)
それがいつしか陸に上がり(古代生物史の陸上生物の誕生を思い出す"魚が陸に上がった!")鉄道を操る(?)鉄道なんでもこい刑事となり、今がある…らしい。
人に歴史あり、である。
さて。
この小説に出てくるのが踊り子号という列車である。
これは結構古いはず。
でも私は乗ったことはない。
鎌倉へ行くのに小田急ロマンスカーというのには乗ったことはあるのだが、車内販売のケーキは美味しかったが、えらく時間がかかったことばかり印象深いのであった。
踊り子号は高級リゾート地(と私が勝手に思っているのか?)伊豆への足であるので、どうやら縁も深くはなれそうにない。
とある企業の24周年イベントとして、20人の男女を4泊5日の伊豆旅行に招待し、男女それぞれに優勝者を決めて賞金をプレゼントする。
といういかにも怪しげな広告から事件は始まった。
「24周年じゃなくて27周年なのに、変。」
という目ざとい参加者もいて、早々に疑問を呈するのだが、24周年ということ自体ちょっと変。
25とか30とか、割り切れる数字でイベント事は行うものだ。
まぁ、その、変・変・変が積み重なって、連続殺人事件の謎へとつながってゆくわけだが…。
大金持ちの息子に生まれたゆえに罪を逃れ、人になすりつけ、それだけではなく、また罪を繰り替えす。
この業の深さはなんというか。
その業を断ってやるのが身内の情なのだが(本人とて苦しくないはずはないとおもうのだが)放任し罪を重ねさせてしまう。
それは愛情だろうか。
日本の警察に捕まれば、その背後関係とか身内とかいろいろまずいものが出てくるので、なんとかかばって逃がしてやらねばならないのだが、アメリカの警察は何かあったらすぐ射殺するから細かい背後関係がばれなくていい。
とりあえずアメリカへ逃がして、あとは放っとけー。
とはあんまりだけど、悪い奴らの愛も情も、所詮はそういうものなのかもな。
それは知らなかったが、「消えた巨人軍」という題名は覚えている。
確かテレビドラマになったのではなかったか?
遠征で新幹線で大阪だか広島だからに向かう巨人の選手御一行様が、名古屋あたりで消えちゃった、という話だったと思う。
誘拐ものなのだろうか?
興味がなかったので、というか昔も今もアンチ巨人なので「なんでも巨人を使えばええと思って」と思いつつ「あっそ」ぐらいで終わった様に思う。
また、父親は野球が好きで、パ・リーグ・ファンであったが、見たのか見なかったのか定かではない。
十津川警部もまず最初は、海と船(クルーザー?)に強い刑事として書かれたらしい。
なんと!(笑)
今ではその片鱗もないけどなぁ…(うらめしぃ)
それがいつしか陸に上がり(古代生物史の陸上生物の誕生を思い出す"魚が陸に上がった!")鉄道を操る(?)鉄道なんでもこい刑事となり、今がある…らしい。
人に歴史あり、である。
さて。
この小説に出てくるのが踊り子号という列車である。
これは結構古いはず。
でも私は乗ったことはない。
鎌倉へ行くのに小田急ロマンスカーというのには乗ったことはあるのだが、車内販売のケーキは美味しかったが、えらく時間がかかったことばかり印象深いのであった。
踊り子号は高級リゾート地(と私が勝手に思っているのか?)伊豆への足であるので、どうやら縁も深くはなれそうにない。
とある企業の24周年イベントとして、20人の男女を4泊5日の伊豆旅行に招待し、男女それぞれに優勝者を決めて賞金をプレゼントする。
といういかにも怪しげな広告から事件は始まった。
「24周年じゃなくて27周年なのに、変。」
という目ざとい参加者もいて、早々に疑問を呈するのだが、24周年ということ自体ちょっと変。
25とか30とか、割り切れる数字でイベント事は行うものだ。
まぁ、その、変・変・変が積み重なって、連続殺人事件の謎へとつながってゆくわけだが…。
大金持ちの息子に生まれたゆえに罪を逃れ、人になすりつけ、それだけではなく、また罪を繰り替えす。
この業の深さはなんというか。
その業を断ってやるのが身内の情なのだが(本人とて苦しくないはずはないとおもうのだが)放任し罪を重ねさせてしまう。
それは愛情だろうか。
日本の警察に捕まれば、その背後関係とか身内とかいろいろまずいものが出てくるので、なんとかかばって逃がしてやらねばならないのだが、アメリカの警察は何かあったらすぐ射殺するから細かい背後関係がばれなくていい。
とりあえずアメリカへ逃がして、あとは放っとけー。
とはあんまりだけど、悪い奴らの愛も情も、所詮はそういうものなのかもな。
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