カリブの磯波 〜ラミジ艦長物語4〜
2008年6月14日 読書
ダドリ・ポープ 著
田中清太郎 訳
1797年
ブリッグ艦 トライトン号(まだ無事…)(笑)
カリブ海 西インド諸島
積み荷を積んでは消えるスクーナー商船の謎。
私掠船はどこからやってくるのか?
いや、それ以前に、商戦の出向の情報をどこで得るのか?
スパイがいるのか?
面倒くさい任務を、着任早々押し付けられるラミジとその一行であった。
アフリカから強奪されたのは人的資産(奴隷)だけではない。
宗教もまたしかり。
それが混じって合わさって、ブーズー教という、恐ろしい宗教を生み出した。
呪いによって人を殺す。
だからまじない師の言うことは絶対である。
アメリカの古い映画には、ブーズー教を題材にした映画もあったはず…
ゾンビってその流れだったっけ?
濃い闇が覆いかぶさる密林に響き渡る太鼓の音。
タム・タム・タム・タム……
粘つく空気の中、血の匂いが広がる…
きゃー!きゃー!きゃー!
ってとこ?
その仕組みを見破れるかラミジ?
ものすごい仕掛けだけど…ばれてしまうと「なーんだ」
コロンブスの卵である。
陸軍司令官ウイルソン大佐は、見た目よりずーっとできる男であった。
反省しきりのラミジである。
21歳。
人を見る目はまだまだ…!
ところで。
この巻では、英仏ハーフの美人秘書・クレール・ド・ジロとのロマンスも生まれ掛かるのに、次の巻に入るとその匂いすら残っていないのは何故?
ラミジよ……
田中清太郎 訳
1797年
ブリッグ艦 トライトン号(まだ無事…)(笑)
カリブ海 西インド諸島
積み荷を積んでは消えるスクーナー商船の謎。
私掠船はどこからやってくるのか?
いや、それ以前に、商戦の出向の情報をどこで得るのか?
スパイがいるのか?
面倒くさい任務を、着任早々押し付けられるラミジとその一行であった。
アフリカから強奪されたのは人的資産(奴隷)だけではない。
宗教もまたしかり。
それが混じって合わさって、ブーズー教という、恐ろしい宗教を生み出した。
呪いによって人を殺す。
だからまじない師の言うことは絶対である。
アメリカの古い映画には、ブーズー教を題材にした映画もあったはず…
ゾンビってその流れだったっけ?
濃い闇が覆いかぶさる密林に響き渡る太鼓の音。
タム・タム・タム・タム……
粘つく空気の中、血の匂いが広がる…
きゃー!きゃー!きゃー!
ってとこ?
その仕組みを見破れるかラミジ?
ものすごい仕掛けだけど…ばれてしまうと「なーんだ」
コロンブスの卵である。
陸軍司令官ウイルソン大佐は、見た目よりずーっとできる男であった。
反省しきりのラミジである。
21歳。
人を見る目はまだまだ…!
ところで。
この巻では、英仏ハーフの美人秘書・クレール・ド・ジロとのロマンスも生まれ掛かるのに、次の巻に入るとその匂いすら残っていないのは何故?
ラミジよ……
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