風盗伝

2008年6月7日 読書
病院の病棟文庫に新しい漫画出現(笑)

戦国時代。
働いても働いても、田畑は荒らされ、略奪され、果ては虫けらのように殺される。
そんな百姓たちが、親や兄弟子供を殺された生き残りの百姓や樵たちがひとつにまとまった。

それが野盗である。

はじめは弱い百姓、村を襲っていた彼らも、自分たちが何故野盗になったかを思直し、やがて武士を、自分たちをこういう目にあわせた"強いものたち"を襲撃するようになる。

はじめはこわごわと。
しかし次第に大胆に。

…という話で、なかには報われぬ恋とか、裏切りとか、次第に買うを減らしてゆく野盗たちとか。

反社会集団がどこであれだれであれ、やがては辿る悲惨な結末へと流れてゆくのだ。


見舞客の分際で(笑)、漫画が多いと文句を言う○●な集団がいたが、病院に漫画が多いのは当たり前。
辛気臭い小説や面倒くさいストーリーや複雑な問題追及本なんか読んでられないもんねー。ただでさえしんどいのに。
病院では口のきき方に注意をしたほうがいいんじゃないのかな。

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