アブキール湾の戦い。
あるいはナイルの海戦。

英国がエジプト侵略(インドとの連絡通商路を遮断する)を防いだのは英雄ホレーショ・ネルソンだが。

敵の旗艦の大爆破で死にかけたのは部下の将兵である。
キッドはその近くにいて助かった。
爆発の方向が逆円錐形だったから。

しかしそのあとに頭の上から降ってくる戦艦の破片は怖かったろうなぁ。
当たり所が悪ければ、降ってくるものが悪ければ、大砲からぎざぎざにとがった破片やらが加速度をつけて襲ってくるわけだから。
いままで"火"以外にはさほど考えていなかったが、戦闘の結果として、これは怖い。

お祝い事があると、あらぶる国の熱狂的な人たちは喜びのあまりに銃を天に向かって乱射するという。
人に向かって撃っているわけではない。

だが、これも死傷者が出ないわけではないらしい。
いつだったからこうして天から降ってきた銃弾で、死傷者が出たという話を聞いたことがある。
運が悪いといえばそれまで。

油断大敵火の用心。
ナポリ大使夫人エマ、登場。

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