大事な証人を、犯罪の現場を見たという証人を、あの手この手を使って籠絡しようとする貴族と、義侠心に富んだお友達の描写はすごかった。
一見、決して意志強固は思えないチタウイック氏の心の揺れ動くさまがいまどきの小説にはない新鮮さで味わえた。

特に犯人の妻であrとされているジュディスの真夜中の訪問には、今どきの小説に見られるような色気もそっけも感じないんだけど(私は)、彼のぐらぐらする心が父のような兄のようなキスとして現れるとは。
さすがチタウィック氏である。

罠にかけた真犯人の影がちらほら…見え始め、私なりの推理もあっていよいよ捜査(小説)は佳境である。

しかし、こういう人は、警察にとっては有益なんだろうか、それとも障害になるのだろうか?

ラストのど〜んで〜んがえし〜♪
が面白い。
やっぱり。
すごい。

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