森見 登美彦 著
友人に借りました。
読み始めています。
ちょっと(かなり)変わった文章をかく人。
内容ももちろん変わっている。
「走れメロス」を書いた人でもある。
学生と京都の大学からは離れられないのかなぁ?とちょっと思ったりもする。
四畳半といえば、かつては松本零二という漫画家が描く世界がその代表みたいな時代があった。
決して楽しく美しい世界でなかったことは確かだ(笑)
その四畳半で、大学生活をのたりのたりと送る主人公。
その主人公が、「黒髪の乙女とのキャンパスライフを邪魔したのはおまえだ!」とのたまう妖怪・小津。(こっちのキャラが際立っているのですぐに名前を覚えてしまった)
その師で仙人というには俗芥にまみれている樋口師匠。
舌鋒鮮やかな美女(でも怪しげなサークルに所属)明石さんなど、変な人ばかりが集まっている小説だ。
主人公である"私"がパラレルワールドを体験し、常に小津にひどい目にあいつつ懲りない。
読者にしてみればほとんど同じような体験をする主人公を何度も追いかけるわけだから、惰性で本読む、あるいは同じような記述のところはすっとばして読む、ということになる。
私もそうだった。
最後の話で決着をつけているが、感動する、目を開かれるという小説ではない。
不気味さだけが印象として残っている。
えぐい、というか。
出てくる場所が地元なので、地名の身近さだけが印象的かな。
友人に借りました。
読み始めています。
ちょっと(かなり)変わった文章をかく人。
内容ももちろん変わっている。
「走れメロス」を書いた人でもある。
学生と京都の大学からは離れられないのかなぁ?とちょっと思ったりもする。
四畳半といえば、かつては松本零二という漫画家が描く世界がその代表みたいな時代があった。
決して楽しく美しい世界でなかったことは確かだ(笑)
その四畳半で、大学生活をのたりのたりと送る主人公。
その主人公が、「黒髪の乙女とのキャンパスライフを邪魔したのはおまえだ!」とのたまう妖怪・小津。(こっちのキャラが際立っているのですぐに名前を覚えてしまった)
その師で仙人というには俗芥にまみれている樋口師匠。
舌鋒鮮やかな美女(でも怪しげなサークルに所属)明石さんなど、変な人ばかりが集まっている小説だ。
主人公である"私"がパラレルワールドを体験し、常に小津にひどい目にあいつつ懲りない。
読者にしてみればほとんど同じような体験をする主人公を何度も追いかけるわけだから、惰性で本読む、あるいは同じような記述のところはすっとばして読む、ということになる。
私もそうだった。
最後の話で決着をつけているが、感動する、目を開かれるという小説ではない。
不気味さだけが印象として残っている。
えぐい、というか。
出てくる場所が地元なので、地名の身近さだけが印象的かな。
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