幻冬舎コミックス 刊
妹が、「なんか売れているらしい」と入院の無聊を慰めに持ってきてくれた一冊だ。
国を擬人化している。
たとえば、表紙を見よ。
左から、「ドイツ氏」であり「イタリア氏」であり「日本氏」である。
そのイタリアが主人公(?)で、ど〜しよ〜もないその国民性(おもに第一次・第二次大戦時の)から「ヘタリア!」と呼ばれる…らしい。
ニューヨークで美術の勉強をしている日本人男性がネットにのっけた漫画が大ヒットしたのでコミックスになったらしいが、多いなぁ、そういうの。
出版社って本気で漫画家とか作家を育てないのな。
その辺ににぎやかに派手やかに咲いているのを摘んできて、お茶を濁して、飽きられて枯れたらポイッ!という感じがして仕方がないが私の誤解だろうか?
この漫画、その発想はとても面白い。
歴史の全般(雑学含む)についてよく知っていないとこれは書けない。
それはすごい!
と、本当に思う。
思うが。
出版するなら描き直してほしかった。
同じようにWEBで爆発し出版された「となりのネネコさん」のように、直視に耐えがたい、と出版を遅らせても書き直す心意気が欲しかった。
本人はそんなつもりで描いたんじゃないかもしれない。
でも商品として値段がつくんだから。
それに、なによりも、このネタ!
この雑な(正直でごめん)絵では、勿体ないよ!!
時々かきたしたんだろうなぁ〜と思える絵はとても綺麗なんだから、なおさらだ。
(こういうところにも、出版社側の姿勢を疑うのである)
それぞれ国の擬人化なので、古い歴史のある国は、つまりそういう登場人物は、とんでもない年月を生きている。
英仏の仲の悪さは予想通りだが、けんかの最中に「また100年、暴れてやる!」などというセリフが何気に投げ捨てられるのが笑いを呼ぶ。(1338〜1453の百年戦争のこと)
ちなみにこの台詞を吐いたのは英国。
逆に細かい歴史+雑学を知っていた方が笑える。
絶対笑える。
この方面への作者の知識は本当にすごい。
つまり、なんにも知らないと笑えない要素が多いので、面白い派とそうでない派は真っ二つかもしれない。(マンガの枠外に説明文があるが…マンガを読んでから説明されてもなぁ)
PS,
後日、妹が「いらん」と言って呉れた。
う〜ん。かもね〜とは思ったが。
そして二巻は買わないと言っている。
う〜ん。どうしよう〜。
妹が、「なんか売れているらしい」と入院の無聊を慰めに持ってきてくれた一冊だ。
国を擬人化している。
たとえば、表紙を見よ。
左から、「ドイツ氏」であり「イタリア氏」であり「日本氏」である。
そのイタリアが主人公(?)で、ど〜しよ〜もないその国民性(おもに第一次・第二次大戦時の)から「ヘタリア!」と呼ばれる…らしい。
ニューヨークで美術の勉強をしている日本人男性がネットにのっけた漫画が大ヒットしたのでコミックスになったらしいが、多いなぁ、そういうの。
出版社って本気で漫画家とか作家を育てないのな。
その辺ににぎやかに派手やかに咲いているのを摘んできて、お茶を濁して、飽きられて枯れたらポイッ!という感じがして仕方がないが私の誤解だろうか?
この漫画、その発想はとても面白い。
歴史の全般(雑学含む)についてよく知っていないとこれは書けない。
それはすごい!
と、本当に思う。
思うが。
出版するなら描き直してほしかった。
同じようにWEBで爆発し出版された「となりのネネコさん」のように、直視に耐えがたい、と出版を遅らせても書き直す心意気が欲しかった。
本人はそんなつもりで描いたんじゃないかもしれない。
でも商品として値段がつくんだから。
それに、なによりも、このネタ!
この雑な(正直でごめん)絵では、勿体ないよ!!
時々かきたしたんだろうなぁ〜と思える絵はとても綺麗なんだから、なおさらだ。
(こういうところにも、出版社側の姿勢を疑うのである)
それぞれ国の擬人化なので、古い歴史のある国は、つまりそういう登場人物は、とんでもない年月を生きている。
英仏の仲の悪さは予想通りだが、けんかの最中に「また100年、暴れてやる!」などというセリフが何気に投げ捨てられるのが笑いを呼ぶ。(1338〜1453の百年戦争のこと)
ちなみにこの台詞を吐いたのは英国。
逆に細かい歴史+雑学を知っていた方が笑える。
絶対笑える。
この方面への作者の知識は本当にすごい。
つまり、なんにも知らないと笑えない要素が多いので、面白い派とそうでない派は真っ二つかもしれない。(マンガの枠外に説明文があるが…マンガを読んでから説明されてもなぁ)
PS,
後日、妹が「いらん」と言って呉れた。
う〜ん。かもね〜とは思ったが。
そして二巻は買わないと言っている。
う〜ん。どうしよう〜。
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