人と人とのすれ違い。
あとちょっとで会えるのに。
その手と手を取り合えるのに……というのは昔からの技法。
引っ張る、とかいいますが。

いよいよの最終巻。

次から次へと入れ替わり立ち代り人があらわれ消え、または忘れた頃に出現する。
そういう武侠小説とはちょっと違う。

「仙術(法術)は便利だが、一握りの人間(=特定の人間)のためにしか使われないのなら、結局はないのと同じ。」
万人のためでなければ意味はない。

う〜ん。
世界に対して言ってほしいせりふだね。
自分のことしか考えない人間たちに対して。

「すべての人間を幸せにすることはむりでも、なるべく多くの人を救うことはできるはず」

そういう気持ちを持ち続けてほしいものだ。
誰かさんたちも。・

三侠五義、その物語との接点も明らかになって終幕。
白玉堂……やっぱり、あんたですかい(笑)
ねずみじゃないんだね…
では、御猫はどこに?

そして、仙人は本当にははた迷惑なやつらである。

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