なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか (幻冬舎新書 お 4-1)
2008年3月2日 読書
人は正義を生きるのではなく。
正直に生きること。
若者は未来にたくさんの夢をもっている。
可能性をもっている。
それをくじけさせ道を閉じてしまうのは大人の仕業。
大人が子供達に、ちゃんと対応しないから、若者は「今時の」若者になってしまう。
細かく分岐した各論で見るのではなく、全体の形をおぼろげでもいいから見る総論で見なければ、物事はますますわからなくなる。
尾道三部作(今でもこう言って判るのかな?)をつくった監督が老境に入り(自称)、優しい言葉で自分の思いを説いている。
激しい言葉、言い回しが無いのでなんだかのれんに腕押しみたいな気分にもなるけれど、よくよく噛んで味わうこと。
早飲み込みすると本当の味わいがわからないんだろうなぁと思う一冊。
大人は子供にもっと本気で真摯に正面を向いて向き合わないといけない。
子供は意外に、きちんと見ているしちゃんと考えている。
これは私にも経験がある。友達の子供はそのとき小学校低学年だったが、私と友達の、つまり大人の会話をきちんと聞いて理解していて、それを後でぱっと言われた。吃驚というよりどきっとしたものだ。もう少しで赤面するところだった。
うかつなことはいえないな、と思った。
子供は十分に理解できる。その能力をもっている。
馬鹿にしちゃいけない。
ただ、それを上手く言い表すことができないだけ。
ISBN:4344980689 新書 大林 宣彦 幻冬舎 2008/01 ¥798
正直に生きること。
若者は未来にたくさんの夢をもっている。
可能性をもっている。
それをくじけさせ道を閉じてしまうのは大人の仕業。
大人が子供達に、ちゃんと対応しないから、若者は「今時の」若者になってしまう。
細かく分岐した各論で見るのではなく、全体の形をおぼろげでもいいから見る総論で見なければ、物事はますますわからなくなる。
尾道三部作(今でもこう言って判るのかな?)をつくった監督が老境に入り(自称)、優しい言葉で自分の思いを説いている。
激しい言葉、言い回しが無いのでなんだかのれんに腕押しみたいな気分にもなるけれど、よくよく噛んで味わうこと。
早飲み込みすると本当の味わいがわからないんだろうなぁと思う一冊。
大人は子供にもっと本気で真摯に正面を向いて向き合わないといけない。
子供は意外に、きちんと見ているしちゃんと考えている。
これは私にも経験がある。友達の子供はそのとき小学校低学年だったが、私と友達の、つまり大人の会話をきちんと聞いて理解していて、それを後でぱっと言われた。吃驚というよりどきっとしたものだ。もう少しで赤面するところだった。
うかつなことはいえないな、と思った。
子供は十分に理解できる。その能力をもっている。
馬鹿にしちゃいけない。
ただ、それを上手く言い表すことができないだけ。
ISBN:4344980689 新書 大林 宣彦 幻冬舎 2008/01 ¥798
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