十津川警部鳴門の愛と死 (ジョイ・ノベルス) (ジョイ・ノベルス)
2008年2月17日 読書
珍しく、真犯人が捕まらない話。
捕まるどころか「多分この人」という指標も無しに終わっている。
いや。
多分こいつやろうなぁ、というのはある。
でも今は無理。
でも「みていろよ、いつか!」というのが無いのだ。
ええんか、これで。
ちょっと消化不良かなぁ。
勧善懲悪にしろとは言わないが、なんかすっきりしないのは、まんまと罪を逃れた男、というのが存在するから。
勝手に燃え上がって(横恋慕して?)喧嘩に巻き込んで、死なせて仕舞った新進気鋭の女性小説家。
そこから事件は始る。
それが糸を引いて、第二・第三の殺人が起こり、どんでん返しで犯人が舞い浸かるわけだが…その裏のからくりが見えてきているのに、どうにも手が出ない。
十津川警部、もっと怒れ〜口惜しがれ〜(笑)とちょっと思ったな。
女は死に損だ。
馬鹿みたい。
「俺を愛しているはずだ」
って男の人って本当にそう思うもんなのかな?
女は何も言っていないのに。
それが昂じてストーカーなんだろうな。
鳴門の観潮船、というのはまあそんなに簡単に落っこちるものではないが、方向転換のときはエンジンを切るので波のまにまに揺られることになる。
そのときは本の数秒だと思うけど、はっきり言って無茶苦茶怖かったぞ。
振り落とされるかと思ったからね。
手近な物にしがみついたのは私だけではない。
船が怖い人、つまり足元がしっかりしていないと怖い人は、あれは乗らないほうが無難だと思う。
私はディンギーヨット(小さな一人乗りヨットで動力なし、帆のみで走る)に乗っていたけど、それでも観潮船の揺れにはぎょっとしたものだ。
不安定な姿勢でいたら、多分落っこちるんじゃなかろうか?泳げたとしてもすごい渦が間近にあるしね……
あれは怖い。
ほんまに怖い。
ISBN:4408504947 新書 西村 京太郎 実業之日本社 2008/01/18 ¥860
捕まるどころか「多分この人」という指標も無しに終わっている。
いや。
多分こいつやろうなぁ、というのはある。
でも今は無理。
でも「みていろよ、いつか!」というのが無いのだ。
ええんか、これで。
ちょっと消化不良かなぁ。
勧善懲悪にしろとは言わないが、なんかすっきりしないのは、まんまと罪を逃れた男、というのが存在するから。
勝手に燃え上がって(横恋慕して?)喧嘩に巻き込んで、死なせて仕舞った新進気鋭の女性小説家。
そこから事件は始る。
それが糸を引いて、第二・第三の殺人が起こり、どんでん返しで犯人が舞い浸かるわけだが…その裏のからくりが見えてきているのに、どうにも手が出ない。
十津川警部、もっと怒れ〜口惜しがれ〜(笑)とちょっと思ったな。
女は死に損だ。
馬鹿みたい。
「俺を愛しているはずだ」
って男の人って本当にそう思うもんなのかな?
女は何も言っていないのに。
それが昂じてストーカーなんだろうな。
鳴門の観潮船、というのはまあそんなに簡単に落っこちるものではないが、方向転換のときはエンジンを切るので波のまにまに揺られることになる。
そのときは本の数秒だと思うけど、はっきり言って無茶苦茶怖かったぞ。
振り落とされるかと思ったからね。
手近な物にしがみついたのは私だけではない。
船が怖い人、つまり足元がしっかりしていないと怖い人は、あれは乗らないほうが無難だと思う。
私はディンギーヨット(小さな一人乗りヨットで動力なし、帆のみで走る)に乗っていたけど、それでも観潮船の揺れにはぎょっとしたものだ。
不安定な姿勢でいたら、多分落っこちるんじゃなかろうか?泳げたとしてもすごい渦が間近にあるしね……
あれは怖い。
ほんまに怖い。
ISBN:4408504947 新書 西村 京太郎 実業之日本社 2008/01/18 ¥860
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