さほど興味は無かったが、本屋には沢山平積みしてあったので、あるのは知っていた。

妹が…知っていた。
地元の新聞社が自棄に力を入れて宣伝していると。

なんやろぅ?
と思ったら、製作は地元のテレビ局、株式会社京都放送。
だから、どうしても京都の話に偏りますが、ご勘弁を♪
なんて書いてある。

京都放送局、とは、20年ぐらい前に潰れかけたローカルテレビ局だ。
別名、KBS京都という。
京都のど真ん中に本社がある。
つまり、御所の西隣。
ええ場所ですわ…。

旧暦、というのは太陽暦に対して使われる太陰暦。
その辻褄を合わせるための季節の決まりごと。
一年を24に分けた、その24節気。
紙をめくって日を送るだけの数字の行列とは違う、その季節に合わせた趣在ることば。
その意味と味わい。

例えば立春、例えば夏至、処暑や寒露なんてのもある。
ちょっと物知り。
ちょっと風流。
そんな気持ちになれるかと存じます。

つまり。
24節気にはどんなものがあって、その言葉の意味はこうこうで、この季節には各地で(特に京都で!)こんな季節行事が御座います、ということを、シンプルかつ面白げにまとめた本。

そういえば、嘗て京都市内のデパートで開催された和菓子展。 (⇒ http://www.geocities.jp/sailorsladyluck/KYO.wagasimeguri.2004.html :手前味噌でスンマセン、私のサイトですわ〜 )
24節気をタイトルに美しい和菓子が並んでましたなぁ。
いかにも、という季節感たっぷりの、おいしそうな和菓子が。

ISBN:4903822958 単行本 京都放送 コトコト 2007/12 ¥1,260

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