彩雲国物語白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫 46-14)
2008年1月22日 読書
ようやく物語りが落ち着いてきた。と、思う。
いままでは、戦国乱世?
群雄割拠?
群国王政?
官吏封建制?
わけわからんがな〜と思えるぐらい、陰謀はあるわ、戦いはあるわ、王宮の駆引きはあるわ……そりゃ史上省みれば、それらが混然とあった時期もある。
だがしかし、それは長期には亘れない。
どこかへ、権力志向の強い方向へ進み、そして落ち着くものなのだ。
で、この物語の舞台はどうしたいわけ?
と定まらずにふらふらする腰のすわりの悪さが嫌だったのだが。
今回の結末。
摂るものは摂る。
捨てるものは捨てる。
あやふやさを取っ払い、覚悟を決め、お尻を据えたことを評価したい。
うん。
これで随分読みやすくなると思うな。
あとは不必要に蜘蛛の巣…伏線を引き過ぎないことか。
読者はうっとおしいとかややこしいとかは思っても、感動は今いちだ。
残念ながら。
なによりも、十三姫の覚悟やよし。
王様を呉れてやってもいいんじゃないの?(笑)
ISBN:4044499144 文庫 雪乃 紗衣 角川書店 2007/08/31 ¥540
いままでは、戦国乱世?
群雄割拠?
群国王政?
官吏封建制?
わけわからんがな〜と思えるぐらい、陰謀はあるわ、戦いはあるわ、王宮の駆引きはあるわ……そりゃ史上省みれば、それらが混然とあった時期もある。
だがしかし、それは長期には亘れない。
どこかへ、権力志向の強い方向へ進み、そして落ち着くものなのだ。
で、この物語の舞台はどうしたいわけ?
と定まらずにふらふらする腰のすわりの悪さが嫌だったのだが。
今回の結末。
摂るものは摂る。
捨てるものは捨てる。
あやふやさを取っ払い、覚悟を決め、お尻を据えたことを評価したい。
うん。
これで随分読みやすくなると思うな。
あとは不必要に蜘蛛の巣…伏線を引き過ぎないことか。
読者はうっとおしいとかややこしいとかは思っても、感動は今いちだ。
残念ながら。
なによりも、十三姫の覚悟やよし。
王様を呉れてやってもいいんじゃないの?(笑)
ISBN:4044499144 文庫 雪乃 紗衣 角川書店 2007/08/31 ¥540
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