DEATH NOTE (12)

2007年12月23日 読書
男の理性。
女の感性。

如何ともしがたし。

そう判っている(つもり)なら、いきなり気が変わる、ってことも計算に入れておくべきだった。

どうせ捨て駒、と断じて歴史上どれだけの失敗を繰り返してきた男達がいたことか。

重要人物というか、メインに近いキャラクターをあっさりと抹殺するのもこの漫画の特徴。
そうすることで危機感を煽っているのかもしれない。
臨場感は遠のいてゆくが。
だからこそ、つぎつぎと登場人物を作り出せるという利点もある。
ただ、抹殺の仕方を考えるのは大変じゃないかな、と素人は考えるのであった。

キラ+アルファよ。
神を目指し名乗っていただけに、一歩、一段落っこちるだけで随分と応えますな〜(笑)
特に検事さん。
あんまりななさりよう……

そういえば、東大とか京大とか、思わせる発言舞台設定が多かったのもこの漫画の特徴で、やたら"京都"もでてきた。
東京、というのは首都で舞台だから仕方がないとして。
出身地(ミサ)とか職場?(検事)とかで…むむむ〜ぅ。
危ない人が多いとでも?

まああるべくしてあったエンドであるが、「天国も地獄も人間の中にあるだけで、死んだら何もない。無しかないのだ。」とは。
そりゃそうだろうけど、なにかあっと驚くものを用意して欲しかった気もする。
楽しみにしていたのに〜。

ところで、ラストにでてきた人たち。
山を行く信者達は寒くないのだろうか?
新興宗教がああいう形で残るのは珍しくないし、後世必要と認められた部分だけが残されて立派な(=堂々とした、公然の)宗教になる事もあるだろう。
まあ何世紀か経てば。

ISBN:4088741315 コミック 小畑 健 集英社 2006/07/04 ¥410

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