仙ちゃんの次は守護神・球児の本だったりする。
トラ番記者(もちろん?デイリー)である著者が球児の意思を盛り込みつつ綴った本。
思ったよりも真面目な本だった(ゴメン…だって著者近影をみるとね…)

ストレートを生かすために。
否、それよりも先に、球児のストレートの意味は?
彼の小学生の頃、野球に目ざめた頃の話から中学・高校と野球に関わってきた人生。
その彼の才能に気づき、がんがん鉄を打った恩師達。

いや〜球児本人の全面協力がある、というのは確かだ。
ここまで彼の意思が、言いたいことが聞こえてくるとは。
単なるタイガースミーハー本、誉めるだけのあおり本ではなかったのか。

夢を叶える為に、大リーグへの道を模索している球児。
球団は許さないみたいだけど(今年のオフにちらりとなにかで見たか聞いたか読んだかしたな)、夢を叶える為になら、彼は努力をし続けるんだろう。
前向きに。

「迷ったらまえに進む」というのは仙ちゃん(星野監督)
球児は中学校(15歳)の作文で
自分自身が夢を持たなくてどうして、どうして人に夢を与えることが出来るでしょう。 僕はこれからもっともっと実力をつけて、将来きっと自分の夢である甲子園に出場し、プロ野球の選手になって、世界中の人々の心に夢という名のメダルを贈り続けたいと思います。
こう述べている。

なににせよ、タイガースは面白くなった。
魅せる野球、魅せるパフォーマンス。
それを心にしっかりと留めて、見る人に夢を与えようとする彼を、来期の戦いを、楽しみに待ちたいと思うのである。

ISBN:4847017528 単行本 松下 雄一郎 ワニブックス 2007/12/09 ¥1,300  

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