薄い本である。
久方ぶりにこんな薄い新書を買ったな。

写真が項目ごとについているのは、マニアックな本であるから(笑)
写真がないとわからないというわけ…。
ほとんど路上観察の世界である(笑)

標題通り、そのモノとしては日本で最古のもの、しかもなるべく無名のもの、現役のもの、を捜して検証してピックアップしているのがこの本だからだ。

本の薄さは、その数の少なさに比例するのだろう。

地元京都からは、古書店・お菓子、そして四条大橋たもとの中華料理屋のエレベーター…。
よく通りかかる場所、見過ごしている場所、知りもしなかった店、と並んでいる。

今は無理だが旅行好きだったので、行ってきたはずの場所、見てきたはずのものもあるのだが、まるでピンポイント攻撃のように、見事にそのモノを見過ごしている。

多分、解説書もあったはず。
そう思うと、人間の目は、見ているようで見ていないということが判る。



ISBN:4106102315 新書 高田 京子 著・清澤 謙一 撮影 新潮社 2007/09 ¥714

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