「ゆふいん」が続いたのは単なる偶然。
表紙の写真は、父親が乗りたがっていた”特急・ゆふいんの森”である。
成る程。
大陸的な面構え。(ちょっと中国に似ている)
だが小説内部の記述によると、電灯等がレトロな感じに作られていると言う。
3両編成?
短いんだなぁ。

私立探偵の橋本豊クンが登場。
彼は十津川警部シリーズでは良く出てくる。
よく働く(小説的に)好青年だ。
暗い過去を背負って、いささかハードボイルド調のきらいはあるが、警察が公的に動けない時に、とっても役に立つ人である。
「困った時の橋本くん」
と言うのは、作者にとっての話かも。

しかし温泉…いいよね、温泉。
私も行きたい。
のんびりしたい。

さっさと読んで、母に廻さないと!
そうこうするうちに次のが来る。(現在予約中)
次は瀬戸内…。


おおそうだ!
先日夕食のメニューに困り、たまたまデパートに用事があったので、「駅弁フェア」でもやっていてくれればいいのだが、と見に行ったがそうそう上手く話は進まない。
昔と違い、遠くの駅弁を憧れるだけではなく、最近は例えば鮮度が命の北海道の烏賊飯であってもちゃんと京都のフェアに並んでいる。
運送技術とやらの発達のお陰であろう。

十津川警部と亀井刑事が遠出すると、いつもご当地駅弁の描写が出てくるので口惜しいのである。
亀井刑事が駅弁ファンのようだ。



ISBN:4334743455 文庫 西村 京太郎 光文社 2007/11/08 ¥580

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索