オランダだけをここまで探索する人も珍しいんだろうなぁ。

番地制度がなかったころ、この家は何屋さん、看板代わりに、家の正面の壁に絵をくっつけていたんだそうだ。
それが本の表紙にあるような"ゲーブルストーン"というもの。
これを求めてオランダ中を歩き回った記録がこの一冊に纏められている。

家の改築とか、日本に比べればヨーロッパは制限もきついしかなり古いものも残っているほうだろうけれど、それでもこのゲーブルストーンはどんどん減っているそうだ。

どんどんホンモノの町家が減ってマンションと高層ビルが幅を利かせてしまっている京都に住んでいて、他人事を言っている場合ではないけれど、やはり淋しいね。


ISBN:4331507149 単行本 林 丈二 廣済堂出版 2000/02 ¥2,100

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