ドイルの短編集。
さすが!と思う、いかにも彼らしい短編が納まっていて、とっても面白い一冊だった。
友人からのレンタル本で、勿論、"別荘用"(笑)

不可思議なことが起こる(神秘現象)、それに絡んでの事件、ということで、はっきり言って科学的ではないし論理的ではない。だからこそ!
面白いってこと。
潤いがあるってものだ。

小説も理論と理屈だけでがちがちになったら、面白味がなくなるもんね。

エジプトのミイラがらみの殺人未遂事件 「競売ナンバー249」

何千年を生きる男が望むのは死ぬこと 「トトの指輪」

山奥にこんな狂人が住んでいたら怖いよなぁ 「血の石の秘儀」

死後、自分の手を捜して毎夜現れる(そして相手をたたき起こ
す…迷惑だなぁ)幽霊 「茶色い手」

呪われた男の恐怖と異常行動 「クルンバーの謎」

以上5編を収録。


ISBN:4488101127 文庫 西崎 憲 東京創元社 2007/05 ¥756

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