猫はどこ?―街歩き猫と出会う
2007年10月4日 読書「犬はどこ?」
がとっても良かったので、シリーズ本(?)猫は…も捜してみた。
絶版であるらしい…ので、古本屋で入手。
送料全部こみで1,300円弱ならまあまあか。
しかもハードカバー本なので、写真も大きいし、カラーも多い。
善哉。
犬は…?とはちょっと趣向が違って、やたらと悪役を押しつけられる猫、特に黒猫をおっかけてみたり、夏目漱石の「我輩猫」(というらしい…)を捜索してみたり。
なんか、面白いのだ。
明治時代の新聞にはよく猫の記事が載っていて、「ほんまか?」と思うようなことも多い。
新聞なのによくこんな話を…と。
著者も、
と述べている。
どれぐらい風呂敷が大きいかと言うと、
新聞で…こんなの書くかい?と思うけれど、著者が集めた新聞記事には似たり寄ったりの化け猫騒動や、猫の恩返し(貧困にあえぐ主人に毎日お金を運ぶ)などの記事が載っているのだ。
よほど記事が…事件が無かったのだろうか。
撮るこの動物園にはアンカラネコという絶滅危惧種(撮るこの純粋の猫らしい)の猫が飼育されている(隔離されている?)という。
写真もあるから本当だろうが……動物園に猫?
処変われば…かぁ。
不思議がってはいけないのかも。
ISBN:4331505456 単行本 林 丈二 廣済堂出版 1996/07 ¥2,050
がとっても良かったので、シリーズ本(?)猫は…も捜してみた。
絶版であるらしい…ので、古本屋で入手。
送料全部こみで1,300円弱ならまあまあか。
しかもハードカバー本なので、写真も大きいし、カラーも多い。
善哉。
犬は…?とはちょっと趣向が違って、やたらと悪役を押しつけられる猫、特に黒猫をおっかけてみたり、夏目漱石の「我輩猫」(というらしい…)を捜索してみたり。
なんか、面白いのだ。
明治時代の新聞にはよく猫の記事が載っていて、「ほんまか?」と思うようなことも多い。
新聞なのによくこんな話を…と。
著者も、
とにかく話が大きい。昔の新聞記事というものは遠慮がないのである。そしてどこまで本気で書いているのか、文明開化の世を疑うほどである。
と述べている。
どれぐらい風呂敷が大きいかと言うと、
明治11年3月12日「読売新聞」
信州松代字下中町の上野八右衛門の家へは、毎夜毎夜化物が出て、大入道となり、三つ目小僧となり、種々な形をあらわすという話を伝え聞いて…(中略)…やがて二時かとおぼしきころ、恐ろしい唸り声にて障子をばらばらばら、それというので打ってかかり組づごぐれつ上になり下になり、とうとう四足を縛りあげよく見ると、二貫目たらずの大猫にて、これを殺してからは何の事もなくなったと
新聞で…こんなの書くかい?と思うけれど、著者が集めた新聞記事には似たり寄ったりの化け猫騒動や、猫の恩返し(貧困にあえぐ主人に毎日お金を運ぶ)などの記事が載っているのだ。
よほど記事が…事件が無かったのだろうか。
撮るこの動物園にはアンカラネコという絶滅危惧種(撮るこの純粋の猫らしい)の猫が飼育されている(隔離されている?)という。
写真もあるから本当だろうが……動物園に猫?
処変われば…かぁ。
不思議がってはいけないのかも。
ISBN:4331505456 単行本 林 丈二 廣済堂出版 1996/07 ¥2,050
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