雨のくに

2007年10月3日 読書
「針穴」と同じく、友人から借りました〜♪

雨の日本。
わざわざ雨の日に写真を……それだけでもすごい!と思ってしまう。

美しい日本。
こういうのを言うんだろう。
誰が作るわけでもなく(わざとらしくなく)
ただ有るがままの姿。

梅雨が、台風が、季節の変わり目が表情を与える、美しいくに。

春の梅。
桜。
濡れそぼった躑躅。

濁流に呑み込まれんかな。
河原に大蛇がうねる。
そんな豪雨の日。

自然は大きくて、怖い。
綺麗だけじゃ済まされない迫力。

生まれてくるもの、飲み込まれるもの。
そんな命がそこにはあるからだ。

雨もね〜屋根の下から見る分にはロマンティックなんだけどな〜(笑)
カメラをもって出るのは躊躇われる。

ISBN:4894443325 ペーパーバック 佐藤 秀明 ピエブックス 2004/05 ¥2,520

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