ガラスに映りこんだ灯。
水溜りに遷った建物。

最初は意味もなく外国産?とかおもったけど、写真を見て行くうちに「ああ、日本人の作品だ」と思った。
なぜか。
好みの対象が、撮る対象が「え?こんなところを!?」という驚愕が少なかったからだとおもう。
日本人の感性…ってやつ?

いや、否定しているのではなく、モノクロのピンホール写真でぼけぼけ〜とした写真もいいよね、と思った次第。
自分には出来そうも無いから余計に思うのかもしれない。

でも、パリってもっとトゲトゲしている、というかはっきりくっきりしている印象なのだ、わたしは。
綺麗な都市だと思うし、一日中うろついてみたいし、被写体には事欠かない街だとおもうけど、柔らかくは無かったなぁ。
まだ6月、そう、最高!と言われる六月のくせして、気温は30度を越して、異常に暑かったせいかもしれないけど…。
陰影がはっきりしすぎていたのかもしれないね。
冬のパリだとこんな感じ?
メグレ警部のパリはこんな感じかもしれない。
(なんとなくボ〜ッツと?)(笑)

ほんま、写真は面白い。
奥が深い。
雑貨屋さんの、ごちゃごちゃしたショウウインドウの写真がすき。
所詮私も日本人?(笑)

ISBN:4309268781 大型本 田所 美惠子 河出書房新社 2006/03/11 ¥1,890

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