十津川警部北陸を走る (ハルキ文庫 に 3-6)
2007年10月1日 読書 コメント (3)
ちょっと気分がマシなので、書いてみる。
☆ ☆ ☆
表紙は東尋坊である。
断崖絶壁である。
海は日本海。
冬に行けば、なにが吹雪やら、波(飛沫が風に乗って飛んでくる)やら、わけがわからん!というぐらい、ぐちゃぐちゃのびしょびしょの凍える天気に見舞われること間違い無しである。
経験者が言うのだから間違いなし。
私らは、それでもクリスマスの頃だったからましかも……大学の卒業旅行だったのだ(何を考えていたのだろうか?ふつーの女子大のフツーの史学科だったはずなのに)
ここと、冬の永平寺のセット……凍えてて倒れるかと思いましたよ、ほんまに。
永平寺行きの電車なんか、私らしか乗ってなかったし。
その東尋坊だが。
冬に行った時、風に押されて海側に、つまり崖側に押し出される感じがした。
しっかり踏ん張ってないと、そのまま崖から海へ…!
自殺の名所だが、自殺する気なんかなくても充分危ないところである。
「ここで死んだら卒論の出来を悔やんで死んだと思われる〜!」
と叫んでいた初々しい頃が懐かしい私であった。
ふぅ。
で。
その東尋坊で死体が上がりまして。
その人の家では奥さんが殺されてまして。
無理心中かと思われました。
でも…!
なんかへんだよ、これ。
と我らが十津川警部は納得しない。
上司に締め付けられつつ(でもここの上司はまだ物分りが良いと思う)真相を追い求める警部。
「多分これ(の奪い合い)が原因」と思われる証拠写真が出ないまま、5人6人と殺害される…その不思議さと言うか。
最後まで不思議な感じの物語であった。
それにしても、簡単に、人を殺すよなぁ。
小説でも、現実でも。
ISBN:4758433100 文庫 西村 京太郎 角川春樹事務所 2007/09/15 ¥560
☆ ☆ ☆
表紙は東尋坊である。
断崖絶壁である。
海は日本海。
冬に行けば、なにが吹雪やら、波(飛沫が風に乗って飛んでくる)やら、わけがわからん!というぐらい、ぐちゃぐちゃのびしょびしょの凍える天気に見舞われること間違い無しである。
経験者が言うのだから間違いなし。
私らは、それでもクリスマスの頃だったからましかも……大学の卒業旅行だったのだ(何を考えていたのだろうか?ふつーの女子大のフツーの史学科だったはずなのに)
ここと、冬の永平寺のセット……凍えてて倒れるかと思いましたよ、ほんまに。
永平寺行きの電車なんか、私らしか乗ってなかったし。
その東尋坊だが。
冬に行った時、風に押されて海側に、つまり崖側に押し出される感じがした。
しっかり踏ん張ってないと、そのまま崖から海へ…!
自殺の名所だが、自殺する気なんかなくても充分危ないところである。
「ここで死んだら卒論の出来を悔やんで死んだと思われる〜!」
と叫んでいた初々しい頃が懐かしい私であった。
ふぅ。
で。
その東尋坊で死体が上がりまして。
その人の家では奥さんが殺されてまして。
無理心中かと思われました。
でも…!
なんかへんだよ、これ。
と我らが十津川警部は納得しない。
上司に締め付けられつつ(でもここの上司はまだ物分りが良いと思う)真相を追い求める警部。
「多分これ(の奪い合い)が原因」と思われる証拠写真が出ないまま、5人6人と殺害される…その不思議さと言うか。
最後まで不思議な感じの物語であった。
それにしても、簡単に、人を殺すよなぁ。
小説でも、現実でも。
ISBN:4758433100 文庫 西村 京太郎 角川春樹事務所 2007/09/15 ¥560
コメント
小説だと富士見ファンタジア文庫の捨てプリ(スクラップド・ブリンセス・シリーズ)をお送りしようかどうかと悩んでいるところです。これも好きなシリーズで。ウチの本だから無期限だし。
なんでも大歓迎(←節操なし)です!
…というか、熱が下がってちょっと元気な私でした(ゲンキン)
エマの新刊などなるべく早くお送りするようにいたします!
お借りしている本も返さねば!