十津川警部「家族」 (祥伝社文庫 に 1-23)
2007年9月20日 読書
随分前の話。
中国では身内に犯罪者が出た場合、親兄弟親戚中力をあわせて隠し通した。
と聞いた。
それが人として、親子の家族の情として当たり前のことであると。
それに対して日本では、「世間に顔向けできない」と法務機関に引き渡した。
或いは「こんな子供に育てた責任を取る」といって無理心中もやった。
そして世間は「さもありなん」と頷いた。
どちらがどうか。
なんとも判断がつきがたい。
今、刑事の弟が殺人を犯した場合、その犯罪を隠そうとするか、自首を勧めるか。
その辺の心理的葛藤が問題になる一作である。
殺人はしていないけど、死体を運んで埋めたって…罪に問われるのではないのか?
親戚が軽犯罪を犯しただけで、首になるって聞いた覚えもあるんだけどなぁ…?
今は違うのかな?
ISBN:4396333749 文庫 西村 京太郎 祥伝社 2007/09/01 ¥630
中国では身内に犯罪者が出た場合、親兄弟親戚中力をあわせて隠し通した。
と聞いた。
それが人として、親子の家族の情として当たり前のことであると。
それに対して日本では、「世間に顔向けできない」と法務機関に引き渡した。
或いは「こんな子供に育てた責任を取る」といって無理心中もやった。
そして世間は「さもありなん」と頷いた。
どちらがどうか。
なんとも判断がつきがたい。
今、刑事の弟が殺人を犯した場合、その犯罪を隠そうとするか、自首を勧めるか。
その辺の心理的葛藤が問題になる一作である。
殺人はしていないけど、死体を運んで埋めたって…罪に問われるのではないのか?
親戚が軽犯罪を犯しただけで、首になるって聞いた覚えもあるんだけどなぁ…?
今は違うのかな?
ISBN:4396333749 文庫 西村 京太郎 祥伝社 2007/09/01 ¥630
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