「娘に語る神話」読了。
マイアってば……。
ファルコの身内(ヘレナを除く)で一番活躍している彼女。
そう、母よりも強く、母よりも魅力的。
そしてやはり母!(笑)
話の至る道程も、滑らかなアスファルト道路ではなく、でこぼこ道で途中に障害物があって回り道をさせられたり、自分で魅力的な横道にふらふらと逸れて行ったりと、読ませる小説であることは変わりなし。
また、オチの付け方も流石だ。(マイアってば…!)
この著者は歴史的考察が深いので、安心して読めるというのもあるが、(そして同時に、私はローマ時代に詳しくはないのだが)ローマの軍団兵というものも、身に迫って感じ取らせてくれる。
危機に当っての正しい対処。
容疑者に当っての正しい、そして速やかなる(速やかに協力を導き出すという意味で)対処。
平民というか、市民からなるローマの軍。
そこにはローマ市民としての、世界に冠するローマを背負っているという埃と誇りと名誉と仲間意識があるものらしい。
しかも、レベルは相当高い。
だからこそ、彼らが往く道はコンクリートで固められ、大軍が縦列で進軍できたし、戦車を通すことも出来た。
彼らが盾とする要塞はコンクリートで固められ堅固で直線であった。
闘技場を作るのすら、先に計画通りに伐採され加工された木材を利用すれば、ほぼ一昼夜で作れてしまう(組み立てだけだから)という技を北の蛮族(笑)に見せ付けた。
強いぞローマ!
凄いぞローマ!
退廃と享楽だけではなかったんだね。
嘗てローマの軍団は、歩ける限り、とにかくまっすぐ進軍した、と聞いている。
河だろうが海だろうが……有名人がそれで溺れそうになったとかならないとか?
あれも確かロンディニウム(すなわち今の英国)攻略の時だったのではないかなぁ?
と思う。
そして、ローマとくれば、剣闘士!
ベスビオ火山の噴火時の再現ドラマ、というのをみたことがあるが、たとえどんなにアイドル化していても身分の低い剣闘士(この辺本文中に記載あり)の宿舎で身分の高い、つまり貴婦人の死体が見つかったのは何故?という検証をしていた。
この小説に出てくるのはアマゾネス…そう、女剣闘士。
だがその実力は……すごいのだ。
いやはや。
強いのはファルコ・母やヘレナを代表とする主婦だけではなかったんだね。
さて、禿頭のラスボスは(さして強くもないのに上手く)逃げたので、決着はローマに帰ってからのようだ。
次が楽しみだが……私、おぼえているだろうか?内容を。
マイアってば……。
ファルコの身内(ヘレナを除く)で一番活躍している彼女。
そう、母よりも強く、母よりも魅力的。
そしてやはり母!(笑)
話の至る道程も、滑らかなアスファルト道路ではなく、でこぼこ道で途中に障害物があって回り道をさせられたり、自分で魅力的な横道にふらふらと逸れて行ったりと、読ませる小説であることは変わりなし。
また、オチの付け方も流石だ。(マイアってば…!)
この著者は歴史的考察が深いので、安心して読めるというのもあるが、(そして同時に、私はローマ時代に詳しくはないのだが)ローマの軍団兵というものも、身に迫って感じ取らせてくれる。
危機に当っての正しい対処。
容疑者に当っての正しい、そして速やかなる(速やかに協力を導き出すという意味で)対処。
平民というか、市民からなるローマの軍。
そこにはローマ市民としての、世界に冠するローマを背負っているという
しかも、レベルは相当高い。
だからこそ、彼らが往く道はコンクリートで固められ、大軍が縦列で進軍できたし、戦車を通すことも出来た。
彼らが盾とする要塞はコンクリートで固められ堅固で直線であった。
闘技場を作るのすら、先に計画通りに伐採され加工された木材を利用すれば、ほぼ一昼夜で作れてしまう(組み立てだけだから)という技を北の蛮族(笑)に見せ付けた。
強いぞローマ!
凄いぞローマ!
退廃と享楽だけではなかったんだね。
嘗てローマの軍団は、歩ける限り、とにかくまっすぐ進軍した、と聞いている。
河だろうが海だろうが……有名人がそれで溺れそうになったとかならないとか?
あれも確かロンディニウム(すなわち今の英国)攻略の時だったのではないかなぁ?
と思う。
そして、ローマとくれば、剣闘士!
ベスビオ火山の噴火時の再現ドラマ、というのをみたことがあるが、たとえどんなにアイドル化していても身分の低い剣闘士(この辺本文中に記載あり)の宿舎で身分の高い、つまり貴婦人の死体が見つかったのは何故?という検証をしていた。
この小説に出てくるのはアマゾネス…そう、女剣闘士。
だがその実力は……すごいのだ。
いやはや。
強いのはファルコ・母やヘレナを代表とする主婦だけではなかったんだね。
さて、禿頭のラスボスは(さして強くもないのに上手く)逃げたので、決着はローマに帰ってからのようだ。
次が楽しみだが……私、おぼえているだろうか?内容を。
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