バッテリー〈2〉

2007年7月22日 読書
これまたレンタル本♪
嬉しいのと面白いのとですいすいと…読めるかな?(笑)

中学校に入った運命の(笑)二人。
巧と豪。
でも部活の野球には懐疑的だ。

「なんか、だらだらしている(ように見える)」
巧がそう言うのだ。

そして中学と言う、運動部では特に上下関係の厳しい集団の中で、"あの"唯我独尊的な巧がやっていけるのか?
大人、そう、教師や監督と言っても万能ではない。
間違いもする。
そんな不完全な人間に黙って指導されているのだろうか?
そんな大人を許せるのか?

成長途上の、思春期に在る少年。
不安や自我、自尊心。
まだ他人を思いやることが出来ない余裕のなさ。

そういうものをちくりちくりと感じさせる。
そして我々は、随分昔に通り過ぎた"青いとき"を嫌でも思い出さされる。

そういう作品だな。


ISBN:4043721021 文庫 あさの あつこ 角川書店 2004/06 ¥580

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