ハードカバーの単行本…?

とは思うけれど。
リトビネンコの亡命を手助けした元ロシア人のアレックス・ゴールドファーブとリトビネンコの未亡人、マリーナ・リトビネンコが綴る、事件の真相…。(相変わらずここには訳者の名前しか挙がらないが)(笑)

何しろ、ミーハーなもので(笑)
昨年2006年の暗殺事件以来、興味をもって読んだアンナ・ポリトコフスカヤ(ロシア人ジャーナリスト:やはり2006年自宅アパートのエレベーター内で射殺死体で見つかった)の著書2冊。
そして、彼、リトビネンコ事件は、私だけではなく、世界中を震撼させた。
彼の死因は放射能症。
暗殺というもの自体が唾棄すべきものだが、よりもよって手段として、放射性物質を使うなんて…ソ連の黒い残党はなにを考えるやら。
世界の大多数が環境保全を叫ぶ中で、なんという真似をしてくれる。

なぜ彼、リトビネンコがこのような殺され方をしなければならなかったのか。
彼はなぜアメリカではなく英国にいたのか。
彼はロシアで何をしていたのか。
何をしなかったのか。

ロシアでは、何が起こっているのか。

世界中が、今は、知らん顔をしているけれど……これはほんまに怖いことかもしれない。

ISBN:415208832X 単行本 加賀山 卓朗 早川書房 2007/06 ¥1,995

コメント

nophoto
睡蓮
2007年7月6日22:27

ロンドンの開店寿司屋で放射能を盛られて殺された人でしたっけ?
あの店に行ってたんですよ!テレビで見て思い出したんですけど。
でも回転寿司屋なんですよ、その店って。どうやって目的の人に放射能盛りの寿司を渡したんだろうか。無差別殺人じゃないんだからさぁ。
やっぱり特注?コンベヤーに乗ってるんじゃなくて。「大トロ!」とか・・
その方法が気になって仕方ないんですけど。

翠雲
翠雲
2007年7月6日22:32

その前にパブ?スナック?とか移動していたようですね。
命を狙われ続けた人だから凄く用心していたようですし、そんな人をどうやって…。
その辺の事情、この本を読んでいったらわかるかな…と楽しみ(というのも不遜かも)にしてます。
読んだら廻します?

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