この作家さんは初顔合わせである。
タイタニック号…と言えば、語りつくされたような感もあるが、それなりに好き、というか、興味は尽きない。
なにしろ海の話だし。

その沈没を前に、かの船では殺人事件が起こっていた……らしい。(大型冷蔵庫で発見される)
あれほどの死人が出た後となっては、2人の人間が殺されたことぐらい、なんてことはないようだが。
というわけで、意味有・意味深な人々が群れ集う豪華客船を舞台に描かれたミステリー。

出だしは好調…なかなかね。
お陰でダルグリッシュ警視はちょっとあっちを向いてもらう羽目になってしまったが。
(だって断然こっちのほうが読み易いんだもんな)

さすが豪華客船!
映画を思い出しつつ読んでいるが、当時は不況のあおりで集客が思わしくなく、あっちの船こっちの船に申し込んだ人々をタイタニックに集めたという。
それでも1等2等のお客は全体の40%ほど。
3等だけが70%強だったと。

ドーソン君(デカプリオ)もアメリカでなんとか身を立てようとして、賭けに勝ってチケットを手に入れたんだもんね。
皆アメリカへ!
そういう時代だった。

豪華客船…でなくてもいいから、私も船旅がしてみたい〜♪
寝たままでも移動できる(ベッドがあるから)って最高だと思いませんか?

ISBN:4594053580 文庫 羽地 和世 扶桑社 2007/05 ¥880

コメント

ボースン
ボースン
2007年6月30日7:08

ちわ。本、届いてます。ありがとうございました〜

翠雲
翠雲
2007年6月30日22:46

いえいえ。こちらこそ、有難うございました。

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