最近購入した「マナーハウス」というDVDをちょこっとづつ見ている(本編だけで2時間×3枚あるので)。
今夜、2枚目を鑑賞した。

ので、ちょっと思い出しつつこの本を引っ張り出してみた次第だ。

マナーハウス、というのは、エドワード朝の田舎の貴族(ジェントリかも?)の生活を再現し、90日間生活してみましょう!というプロジェクトである。
一部マニア(正確には何の?)をきゃぁきゃぁ♪言わしたらしい……。

当時の生活習慣に従うから、そりゃもうすごい差別!
階級意識!

…で、下っ端ほど「もういやっ!こんな生活!!」と叫んでおられる……。

エドワード朝といえば、厳粛で堅苦しいビクトリア朝の直後で(エドワードはビクトリアの不祥の息子だ)反動なのか、王様の気性なのか、自由度がかなり高かったというのだが。
特に男女関係については、王様が愛人を何人もかかえていたからゆるゆるだったらしい…。
「夫婦で恋愛なんてフケツ!」(by名香智子)というぐらい、それぞれに恋人がいて普通だったらしい(勿論金と暇がある上流階級に限るけど)

それでもまだまだ……だよね。

見ているぶんには面白いが。
演じるだけのはずが、演技ではすまない。
バトラー・エドワード曰く、「カメラの回っていないところでは休憩できると思っていたら大間違いなのです」
7週間、一日の休みもなしに働き続ける(しかも重労働)使用人たちの不満は頂点に!

文章だけで、そして漫画「エマ」だけで知っていたスカラリーメイドの仕事のきつさ。
ホールボーイ(この本には載ってないが)は廊下の突き当たりで寝る、そのプライバシー無視の考え。

見ていると、
「うっわ〜!」
の連続である。

少々お高いDVDだったけど、面白い。
エマ実写版、みたいな〜?

それにしても、エマに出てくるお屋敷は使用人の数が多かったんだなあ〜と痛感。
DVDのお屋敷なんか、てんてこ舞いしているもん。一日16時間働いて、それでも仕事が……。

ISBN:4757716435 コミック 村上 リコ エンターブレイン 2003/12 ¥998

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