今市子さんの新作〜をようやくゲットだ。

ネット通販の会社の新刊パトロールというものに登録をしておくと、この人の名前は本当にしょっちゅう上がってくる(きた)。
が、よく読まないと、実は雑誌だったりする。(一度失敗した)
雑誌ということは、色んな人がひとつのテーマで書いているだけであって、この人のコミックスと言うわけではない。
だけど売れっ子だから、表紙にどば〜ん!と出てくるんだろう、きっと。
だから、あたかもこの人の本のように、単行本のように出てきてしまうのだ。
仕方がない。
機械で検索をやっているんだろうから。

だからコイツがあがってきた時もちょっと警戒したわけだ。
予約注文なんて事になると内容についての記載はない、誰かのコメントもない。
だからますます怪しい…(笑)

そして第二に。
私の好きな(小説の)作家さんにも時々いえることだが、同じ作家が描いているのに好きなものと嫌いなもの、真っ二つに分かれてしまうこと。
同じ作家なんだから、大当たりと当りとまあ普通に分かれるのは良くあることだが…嫌い、になってしまうのは何故か。
なんでそんなに感性が合わないのか?
我ながら不思議だが。

さて、この新シリーズ。
人の書き分けが…出来ない著者…の思いを新たに(笑)しつつ、まぁ内容がよければいいんだが、と読み進む。

時代は現代だが、見てくれの良い「山姥」みたいな人(?)が出現!
そしてお付きの正体は…○○○だし(横溝?お庄屋でも殺すの?)

見てくれは美しくないのは我慢我慢。
科白と設定が思わせぶりすぎて、中途半端感が強く、クエスチョンマークの羅列が続くのも我慢我慢。
一巻だけではわけわかめ、なのも我慢我慢。

スパンをなが〜くなが〜くして描く漫画家さんだからな……。
読むほうもそれに付き合わなくっちゃ。

つうことで評価はどっちつかず。
とりあえず「嫌い」にはならなかったので2巻も買ってみよう。
(雑誌は買わない私である)


ISBN:478592795X コミック 今 市子 少年画報社 2007/06/13 ¥880

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