著者近影

2007年6月10日 読書
著者近影
好々爺……であるとは、いえないが。

なにか突拍子もないことを考えるたび、行動をとるたびに、表紙裏の著者近影を見ずにいられない。

いちいち確認し、「この人がなぁ」と納得させないと、人心地つかないようだ。
我ながら狭量である。

およそ詩人と言うのは、小説家と言うのとちょっと違う、と思える。
小説家だって、普通のお勤め人とは大分違うだろうし。

今のように世間に気兼ねして者を行ったり書いたりしたりしないから、とんてもなく、突拍子もないことをやるように(事実やっているのだが)目には映るんだろう。

戦前の日本人が、満州に繰り出して大陸浪人だの馬賊だのにおのがカタチを変化させていった素養・素材・素質はこの辺にあるのだろう。
人間のデキが違う。
優劣ではなく、いや、優劣なのかな?

今は無難に小さくまとまってしまっているから。

だから、たまに昔ながらの、戦前風の日本人が出てくると、「変人」ともてはやされて人気になるのだろう。

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