見るだけで判る!
京都が舞台だな、と。

殺人事件。
その裏にあるのは……と裏の裏をかいて、刑事達が翻弄される。
真犯人は誰だろう?

十津川警部が、というよりも、その周囲の刑事達がご活躍のように思える(いや、十津川警部も締めるところは締めるが)短編集である。

さすが、地元京都(?)

四条通りをまっすぐ車で走って、桂川へ…つまり嵐山へ、とかその手の描写が臨場感があって楽しい。

でも、烏丸、堀川の次、いきなり嵐山…はないでしょうが……結構遠いやん。
バスも均一料金じゃないしさ。

古都って……そうか、滋賀もそうだった。
志賀の都、っていうもんなぁ。

大津の宮とか。

それを言い出したら、難波の宮もあるし。


PS.
十津川警部。
秘密の捜査で京都入り。
お茶や遊びに興じるものの「一見さん」つうことで苛められる…というはなしがあるそうだ。
興味津々(笑)

ISBN:4575511382 文庫 西村 京太郎 双葉社 2007/05 ¥650

コメント

nophoto
睡蓮
2007年5月25日11:55

山村美砂の「小京都」みたいなもんでしょうか?(^o^)
地理感のある人が書いた物は、読んでて違和感なくていいよね。
でも「古都」ってどこまでが「古」なんでしょうか。
江戸は古都じゃないの?

翠雲
翠雲
2007年5月25日17:59

今から○○年以上前、って但し書きがつくんじゃない?
江戸はまだ400年少々だからねぇ。
それに、現代に続いて首都である、というのがネックじゃないかな?常に現在進行形の首都である、というのがね。
古都になるには遷都しなきゃならんのよ、きっと。

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