海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る
2007年5月12日 読書
出てくるのは帆船や海関係のでかい本ばかりだ…。
まあいいけど。
全部捨てずにそのまま本棚へ返る事になる本たち。
ちょっとぱらぱらとめくってみる。
土曜の午後は(もう夕方だけど)気楽でいいね。
生まれて始めて商戦に乗った少年。
まだまだ親が恋しい年頃か。
でも、生活のため、生きてゆくためには働かねばならぬ。
一度出向したら何ヶ月、時の寄っては何年も故郷を観ることも出来ない船乗りは、未熟練労働者にとっては格好の職場であった。
勿論、安い賃金でこき使える船主にとっても。
さて。
主役のジェイク少年を迎えたのは、嫌な船長、さんざ酷い目にあっている水夫達は、反乱の相談までし始める始末だ。
そこへ都合よく(?)やってきたのが海賊。
舟は法られ、少年ジェイクは海賊の一人として船旅を続けることになってしまう……。
海賊は極刑である。
縛り首。
そしてその死体を、入行するどの船からもよく見えるように見晴らしの良い場所に、哲の駕籠に入れて何時までもぶら下げておく。
肉は鳥についばまれ、骨が朽ちてばらばらになり、勝手に海に落ちてしまうまでほったらかしである。
海賊の定めはそんなもの。
どの国でも。
アジア(中国とか)では確か、浜辺に並べて斬首じゃなかったかな?
さて。
ジェイクは無事に故郷に帰れるのだろうか…?
船の内部や、乗組員の仕事の内容、海賊の策略や掟(あるのだよ。荒くれの無法者ゆえに厳しい決まりごとが)
やあれこれを、精密な絵とドラマティックなストーリーで綴る、とてもでっかい絵本である。
ISBN:4001108666 大型本 長友 恵子 岩波書店 2003/09/06 ¥2,520
まあいいけど。
全部捨てずにそのまま本棚へ返る事になる本たち。
ちょっとぱらぱらとめくってみる。
土曜の午後は(もう夕方だけど)気楽でいいね。
生まれて始めて商戦に乗った少年。
まだまだ親が恋しい年頃か。
でも、生活のため、生きてゆくためには働かねばならぬ。
一度出向したら何ヶ月、時の寄っては何年も故郷を観ることも出来ない船乗りは、未熟練労働者にとっては格好の職場であった。
勿論、安い賃金でこき使える船主にとっても。
さて。
主役のジェイク少年を迎えたのは、嫌な船長、さんざ酷い目にあっている水夫達は、反乱の相談までし始める始末だ。
そこへ都合よく(?)やってきたのが海賊。
舟は法られ、少年ジェイクは海賊の一人として船旅を続けることになってしまう……。
海賊は極刑である。
縛り首。
そしてその死体を、入行するどの船からもよく見えるように見晴らしの良い場所に、哲の駕籠に入れて何時までもぶら下げておく。
肉は鳥についばまれ、骨が朽ちてばらばらになり、勝手に海に落ちてしまうまでほったらかしである。
海賊の定めはそんなもの。
どの国でも。
アジア(中国とか)では確か、浜辺に並べて斬首じゃなかったかな?
さて。
ジェイクは無事に故郷に帰れるのだろうか…?
船の内部や、乗組員の仕事の内容、海賊の策略や掟(あるのだよ。荒くれの無法者ゆえに厳しい決まりごとが)
やあれこれを、精密な絵とドラマティックなストーリーで綴る、とてもでっかい絵本である。
ISBN:4001108666 大型本 長友 恵子 岩波書店 2003/09/06 ¥2,520
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