アーデルハイドはハイジの名前。(唐突だが)
間違っているかもしれないが、綴りはArdelheidかな?
最後のheid が ⇒ ハイジ となまったかな?とも思うのだが。(ドイツ語ではeiはアイと発音する)
そう、ロッテンマイヤーさん(クララん家の怖い家庭教師)の君臨する(笑)クララのお屋敷はフランクフルト、すなわちドイツだし。
ドイツ語がわからなければそういう物語展開にはならない。
スイスでは、その国土を取巻く外国(イタリア・フランス・ドイツ)+レートロマンシュ語(今回知った)の4ヶ国語が使われている。
だから、その地域(地方)によって言語が違うはずだが、ハイジの舞台はドイツ語圏のようだ。

元小学校教師の著者が、スイスの山、ハイジの暮らしたアルムの森を訪ねる(勿論山も登る。3時間かかって)場面から話が始る。

子供向きの読み物、さして評価されていない(らしい)小説。
アルプスの少女ハイジは、日本ではまず知らない人はいないと思うのだが。

その物語には、子供を育てる上でとても大切なことが書かれている。
児童文学としてのハイジの物語、についていろいろ懸賞されている一冊、のようである。

児童心理学とか教育原理とかそういうことはおいておいても、人間が生きるには、自然が必要だと思う。
子供でも、大人でも。

自然との共生…ともにいきるということ。

所詮人間も、地球という揺り篭のなかで育った生き物なんだから。

そして、今からできることを考えるのです。それが、ひらき直りです。あきらめることではありません。行動することです。これが楽天性なのです

そう。
そうなんだよ。
何事も、考えよう。
何事も、生きようなんだよ。


ISBN:4915339475 単行本 高山 智津子 清風堂書店出版部 1989/04 ¥1,835  

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