龍馬の真の殺害犯人は誰か?

これはよく問われる課題でもある。
そして出てきた答えも…珍しくはないけれど、そこまで話をもってゆく、ストーリー構成が面白かった。

そして、なぜ、龍馬はピストルを撃たなかったか…を検証する。
嗚呼なるほど、と納得する。

人里はなれたこの村が、過去にどんな罪を背負っているのか。
怖いけれど、嗚呼なるほど。
どんでん返しの発想だな、と感心する。

そして、今、現在、四国の山奥の地でおこりつつある連続殺人事件。
その事件とのかかわりを感じさせる、龍馬殺人事件。

「怪しい事件には怪しい薬剤師の影が…!」
熊ヶ崎氏の慧眼には恐れ入る(笑)

筋がきっちり通って、後追いするこちらも理解しやすいのは、時代性のせい?
今までのように神話や平安の御世だとかではなく、幕末という比較的近い時代の出来事だからだろうか?
身近に感じられるからか?

なかなかの秀作だったと思う。

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