例によって廻す先があるので、慌てて読む。

夕べは具合が悪く、ろくに寝られなかった。
ゆえに気紛らわしにちょこちょこっと読んではちょっと寝る、の繰り返しで明け方読みきってしまったのだが。

坂本龍馬に自分をなぞらえて「日本の洗濯」を宣言した、ちょっとイカれた犯人。

勝手に標的を選んでは「義務」と称して殺して回るという他人迷惑なヤツである。
どういう基準で選んでいるのか見当がつかないので、また、被害者同士の繋がりがないので、犯人の特定がとっても難しい。
悩める十津川警部であった。

土佐かぁ…東京からだとやはり飛行機が一番なんだね。
大学の同窓生にも高知出身の子がいたが、休みのたびに飛行機で帰省していたのを思い出す。
3日も休みがあればいそいそと帰省していたから、本当に"地方のお嬢様"だったんだと思われる。
(都会とはいえないが)こっちで誰かと遊びまわる、ということを考えない子だったんだな。

ただ、この小説では、高知から京都に出る十津川警部が利用するのは鉄道なので、関西圏は飛行機ではなさそうだが…。

そこはそれ、西村京太郎氏だし?(笑)
鉄道をださんことには話にならんか。

ISBN:4101285209 文庫 西村 京太郎 新潮社 2007/01 ¥460

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