競馬中継です。
いや、競馬場中継と申しましょうか。

……いや、だからね。
さっぱり臨場感沸きません。
私、競馬ってよくわからないし。
興味もないし。

いやね、父親は良くやっていたよ。まあ人並ぐらいには。
それで身代を潰したとか借金を作ったとかクビになったとか、そういうことはない。
それぐらい。

中学校の時だったか、てきとーに数字を言ったら大穴で大もうけした、という逸話は残念ながら私ではなく妹のもの。
しかも、「数字を言っただけ」だったので、資金提供者の父親が勿論全部持って行った、という結末である。

それに、会社では上司や周りのおじさんたちが、週明けに話していたから、だいたいの雰囲気だけはわかる。
今時は(といっても随分前の話)馬券を買うのも、先に登録さえしとけば、電話一本で、勝手に指定銀行口座から引き落としがされたり勝金が振り込まれたり…するんだってね。
それでケタを間違えて申告し、残高が異様に少なくなっているのに(翌月曜日に)気がついて、慌てて先方に抗議の電話をしたものの、こんなこともあろうかと、客との会話はすべてテープに録音してありますということで、立派な証拠を突きつけられてすごすごと引き下がった上司も…いました。(嗚呼、長かった)(笑)
怖い世界だ…。

そう!
そして、都踊りの歌舞練場。
その隣は場外馬券売り場じゃないか……。
桜の舞う頃、踊りを見に来る客と、場外馬券を買う客が入り乱れる光景は、とっても、あんびりーばぼー(笑)
一応、祇園の真っ只中である。

さて、一方の私が当てたのは(こらこら)スロットマシーンのほうだった。
当時河原町(京都市内の繁華街である)には、大人の為のゲーム屋があった。
ゲームと言っても、今のような子供染みたものではない。
ダーツとか、ビリヤードとか、スロットマシーンとか…年齢制限もあったと思う。
ゲームといっても、賭け事、のほうにちかいやね。

そこのスロットマシーンで、面白がって一度だけ、やらせてもらったら大当たりした。
コインがじゃらじゃら口から出てきて、怖かった、という思い出がある。
あ。
パチンコ屋でもあったよなぁ…父親が面白がって(うちはこのパターンが多い。だいたいそういう遊技場にいたいけな娘を連れてゆくようなのが、うちの父親なのである)やらせてくれたら、大当たり。所謂フィーバーと言うヤツだ。

ビギナーズ・ラックなんだろうな。

ああ、ええと。
題名が「レディ・ジョーカー」なので、レディという言葉に反応する。
競馬場なのに…また、やたら、この言葉が出てくるんだよねぇ。

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