シャーロック・ホームズの栄冠
2007年3月12日 読書
一言で言えば、パロディ集だ。
しかも、いままで未訳だったもの。
雑誌掲載でストップしたままのもの。
つまり、あまり人の目に触れていないものばかりを寄って訳して一冊の本にまとめられている、というある意味貴重本!
著者には、A・A・ミルン(くまのプーさん)などもいたりして…短編だけどさ。
(ファンなら)ご存知、ライヘンバッハの滝でモリアーティ教授との格闘の末、落下・行方不明になってしまったホームズ。
これが1893年12月。(最後の事件)
復活は1903年9月(空き家の冒険)
その10年間の間に、色んな人が、有名無名のあらゆる人がホームズを"私的"に"詩的"に蘇らせた。
それが昂じてパロディやまったく別のストーリーモノを生み出してしまった。
ところで。
パロディが茶化したり揶揄したりするものならば、パスティーシュはなるべくコナン・ドイルの筆致を真似て本物そっくりに書こうと大真面目にあくなき努力をしたもの…が多い、とのこと。
そうか〜、単純にパロディとひと括りにしてきたけれど、深遠な思考と想いがそこにはあったのだね。
私も一時はシャーロックホームズのクラブに入ろうかと本気で悩んだ時期もあったぐらいである。(20代の話だ)
勿論、ホームズシリーズを愛している。
だが同時に。
パロディも好き♪
大笑いしている。
これって、シャーロキアンどころか、"真面目な"シャーロックホームズファンでもない、ってことかな?
「王道篇」
「もどき篇」
にはじまり、
「語られざる事件篇」
「対決篇」
「異色篇」
と続く。
王道とは言いつつも、アントニー・バウチャーの作品なんぞは、「かわいそうに、いたいけな子供相手になにすんねんな、あんた、ホームズはん!」と言い(突っ込み)たくなるような話である。
(そして同時に「このひとは、いつものことやがな!」と裏手で払う自分がいたりするのだ)
少々
お高い本であるが…まあ、ファンだし(笑)←まだ言うか!(笑)
ISBN:4846007448 単行本 北原 尚彦 論創社 2007/01 ¥2,625
しかも、いままで未訳だったもの。
雑誌掲載でストップしたままのもの。
つまり、あまり人の目に触れていないものばかりを寄って訳して一冊の本にまとめられている、というある意味貴重本!
著者には、A・A・ミルン(くまのプーさん)などもいたりして…短編だけどさ。
(ファンなら)ご存知、ライヘンバッハの滝でモリアーティ教授との格闘の末、落下・行方不明になってしまったホームズ。
これが1893年12月。(最後の事件)
復活は1903年9月(空き家の冒険)
その10年間の間に、色んな人が、有名無名のあらゆる人がホームズを"私的"に"詩的"に蘇らせた。
それが昂じてパロディやまったく別のストーリーモノを生み出してしまった。
ところで。
パロディが茶化したり揶揄したりするものならば、パスティーシュはなるべくコナン・ドイルの筆致を真似て本物そっくりに書こうと大真面目にあくなき努力をしたもの…が多い、とのこと。
そうか〜、単純にパロディとひと括りにしてきたけれど、深遠な思考と想いがそこにはあったのだね。
私も一時はシャーロックホームズのクラブに入ろうかと本気で悩んだ時期もあったぐらいである。(20代の話だ)
勿論、ホームズシリーズを愛している。
だが同時に。
パロディも好き♪
大笑いしている。
これって、シャーロキアンどころか、"真面目な"シャーロックホームズファンでもない、ってことかな?
「王道篇」
「もどき篇」
にはじまり、
「語られざる事件篇」
「対決篇」
「異色篇」
と続く。
王道とは言いつつも、アントニー・バウチャーの作品なんぞは、「かわいそうに、いたいけな子供相手になにすんねんな、あんた、ホームズはん!」と言い(突っ込み)たくなるような話である。
(そして同時に「このひとは、いつものことやがな!」と裏手で払う自分がいたりするのだ)
少々
お高い本であるが…まあ、ファンだし(笑)←まだ言うか!(笑)
ISBN:4846007448 単行本 北原 尚彦 論創社 2007/01 ¥2,625
コメント