樹木の世界

2007年3月7日 読書
樹木の世界
・桃太郎:桃
・一寸法師:ケヤキ・橡・ぶな・椿・辛夷・ヤマナシ・杉・檜・南天
・金太郎:杉
・聞き耳ずきん:くすのき・ナギ・ハイ松
・ネズミの餅つき:ナラ・シイ(シバ)
昭和24年(1949)の調査によると、家庭における一人当たりの年平均燃料消費料は200万キロカロリーで、うち薪類が78・5パーセント、石炭6.8パーセント、木炭6.4パーセント、ガス0・8パーセントなどという結果が出ている
わが母の実家、すなわち私のじーちゃん・ばーちゃんの家では、戦後すぐの昭和24年どころか、平成の声を聞く間際まで、お風呂はシバと薪で沸かしていた。五右衛門だったからねぇ(笑)
私もなんども沸かしましたよ。新聞紙に種火を貰うところから始めて……
・サルかに合戦:柿・黒檀(!)
カキノキ属には、黒い炉の心材がとれるものが焼く50種あって、コクタン(黒檀)と総称されている

・花咲かじいさん:松
・舌きり雀:竹
・ヤマタノオロチ:杉・槙・檜・楠
・海幸・山幸:アズサ・竹

ナドナド……
日本昔話だけでも沢山の樹木が出てくるが、これが、東洋へ、そして西洋へと話が広がってゆくから、ほんとう、この著者は博識だ。
博識でないと教授なんてのは勤まらないだろうが。

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