単なる妖怪物語かと思えば…馬鹿にしてはいけない。

かなり深い洞察と、設定と、伏線が垣間見えた第二巻であった。

うわ〜こりゃ、かなり深く読み込んでいかないと、ついてゆけないな、この物語は。

史上最強の女好き・紀 玄龍と世紀の占い師・管 公明と。
その二人が出会ったいきさつ、二人の過去など、読者がそろそろ知りたがっている(であろう)内輪ネタに移行。

そうしておいて、ニヒルなんだかドジなんだかよくわからない、東方朔がまたまた悪役として登場し…失敗して退場するという(笑)
だんだんと、女を騙して利を得ようとする、どうしようもない小悪人に思えてきたぞ…。

だんだんパターンが出来てきたな(笑)
それがどこまで受け止められるか、面白いと感じてもらえるか、そこが作者の腕の見せ所だろう。

一見黒犬にみえる、木の精・彭侯の話がなかなか良かった。(←犬好き)
尻尾のないのが彭侯なのだそうだ。
 

ISBN:4253097928 コミック 青木 朋 秋田書店 2006/09/15 ¥540

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